ニセモノの恋なので溺愛はいりません【合冊版】

🎨 DMM.com TL漫画

ニセモノの恋なので溺愛はいりません【合冊版】

発売日:2026/05/21

▶ 『ニセモノの恋なので溺愛はいりません【合冊版】』の試し読み・お得なセール状況をチェック!

桃香

ああ、もう…この”ニセモノの関係”って設定だけで、心臓がざわつくのよね。本物じゃないからこそ、あえて踏み込む距離感がたまらない。

偽りの契約が炙り出す、大人の本音と欲望

売れない役者を辞めて別れさせ屋の工作員として生きる雪。彼が人気作曲家・龍成から依頼されたのは『婚約者のフリ』という役割。しかし初対面から「地味」「服が安っぽい」「俺の彼女っぽくない」と辛口評価を受け、仕込みのデートも投げやりな態度に。

そんな雪が「もっと恋人らしくして!」と訴えた瞬間、龍成から返ってきたのは「だったらあんたも俺のこと好きでたまらないって顔してくんない?」という挑発。そしてその言葉とは裏腹の、とろけるような愛撫に翻弄されていく。

ニセモノの関係だからこそ、龍成の一言一言が持つ重みと、雪の心を揺さぶる執着の深さが際立つ。この”仮面夫婦”ならぬ”仮面カップル”の緊張感が、大人の読者を離さないのだ。

桃香

もう、”もっと俺をその気にさせてみろよ”なんて台詞、現実じゃ絶対言われたいけど怖いやつよ。でもこの作品ではそれが甘く響くから不思議。

その言葉の裏にある、真実の渇き

「もっと俺をその気にさせてみろよ」この関係はニセモノなのに、彼には本当の気持ちもぜんぶ暴かれちゃう…

引用の一文は、この作品の核心を突いている。雪は工作員として”恋人らしい表情”を演じるはずが、龍成は本物の感情を引き出そうと仕掛けてくる。挑発でありながら、どこか焦れたような龍成の声が聞こえてきそうだ。

“その気にさせる”という言葉には、表面的な演技だけでは満足しないという大人の男の執着がにじむ。ニセモノの関係だからこそ、お互いの本当の熱量を試すような駆け引きが生まれる。この駆け引きこそが、読者の心を掴んで離さないのだ。

桃香

”ニセモノの恋”と銘打ちながら、これだけ本物の執着と独占欲を感じさせる作品は久しぶり。契約から始まった関係がどこまでリアルになるのか、思わず引き込まれちゃう。この大人の官能と心の機微を味わいたい方に、絶対に読んでほしい一冊よ。
WEB SERVICE BY DMM.com
タイトルとURLをコピーしました