キスで騙して落ちないで

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キスで騙して落ちないで

発売日: 2026/06/15 | 著者: マスシタ | 182P

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葵

えっ、あらすじだけで、もう「これは確実に刺さるやつ」って確信してしまう案件が来ましたよ!

大人な先輩×一途な後輩の嘘から始まる本気の恋

売れっ子スタイリストであるザッキは、仕事も人間関係も順調そのもの。クールで頼りになる後輩・凌央からも信頼され、充実した日々を送っていました。しかし、そんな彼を悩ませているのが、まさかの元カノからの復縁要請。仕事一筋で生きてきた男にとって、過去の恋愛に足を引っ張られるのはまさに厄介事です。

ところが、そんなザッキに凌央から思わぬ提案が飛び込みます。「俺が恋人のフリ、しましょうか?」——突然のキスから始まった恋人ごっこ。これまでクールで頼りになる後輩だった凌央は、恋人役になると一転して溺愛ダーリンに変身。酔った勢いで一夜を共にしてしまったことで、二人の関係は加速していきます。

「ザッキさんのこと、本当に好きだったらどうしますか?」——この一言に全てが詰まっているように感じます。契約のはずが、次第に本気と勘違いしたくなるほどの愛情を見せてくる凌央。年下ながらもオスの顔で迫る姿と、どこか余裕のない翻弄されるザッキ。ラブコメディの軽やかさの中に、本気の恋心が垣間見える絶妙なバランスがこの作品の魅力です。

葵

後輩が「恋人のフリしましょうか?」って…その提案がもう既にずる賢くないですか!? しかも実行に移す速さよ!

キャラクターの魅力と関係性

主人公であるザッキは、仕事では切れ者でありながら、恋愛にはどこか不器用な大人の男性です。元カノに復縁を迫られるという過去のしがらみを抱えつつも、それを凌央に打ち明けられる関係性が既に信頼の証。表面上は大人の余裕を見せながらも、後輩の突然のアプローチに翻弄される姿が愛おしい。

対する凌央は、一見するとクールで頼りになる後輩。しかし、その仮面の下には、仕事もこなす大人の余裕を持ちつつ、恋愛になると一途で不器用な一面が隠されています。恋人のフリという仮面をかぶった瞬間、彼は「オスの顔」でザッキに迫る。そのギャップこそが年下攻めの最大の魅力であり、読者の心を掴んで離しません。

二人の関係性は、元カノが諦めるまでという期限付きの恋人契約。しかし、その仮初めの時間の中で、凌央の本気の愛情が徐々に露わになっていきます。契約だからこそ「本気だったらどうする?」という問いが重く響く。一方的に迫るだけではなく、ザッキもまた次第に凌央の存在を無視できなくなっていく、その両方向の感情の動きが丁寧に描かれているように感じられます。

さらに、単行本収録の描き下ろしでは「年下彼氏の嫉妬が可愛い」とあり、電子限定では「幸せな朝」が収録。契約から本物の関係へと変わっていく過程で、彼の嫉妬や独占欲がどう表現されるのか、また幸せな朝の何気ない日常がどのように描かれるのか——この細かな描写こそが、作者さんの「わかってる」感を確信させるポイントでしょう。

葵

描き下ろしで「年下彼氏の嫉妬が可愛い」って…もうこれだけで特典買い確定案件ですよね。本当にわかってる…!

「本当に好きだったらどうしますか?」——決定的な一言

「ザッキさんのこと、本当に好きだったらどうしますか?」

この一言は、恋人契約という建前の中で、凌央の本心が最も露わになる瞬間です。仮面をかぶった恋人ごっこだからこそ、この言葉は「もしも」を超えて現実のものになり得る重みを持つ。凌央はただ迫るだけでなく、ザッキに選択を委ねるようなこの問いかけで、真剣さを伝えています。

読者にとっても、この台詞は物語の転換点。「これってただの契約じゃないんだ」と気付かされると同時に、凌央の一途な想いが伝わってきます。契約という嘘の関係だからこそ、この一言が持つ真実味が際立つ。作者は意図的にこの問いを投げかけることで、読者とザッキを同じようにドキドキさせる手腕を持っていると言えるでしょう。

葵

もうマジで、この作者さんはわかってる。年下攻めの「契約から本気へ」の流れをここまで完璧に仕上げてくるなんて…! 早く単行本を買って、特典描き下ろしで嫉妬シーンと幸せな朝を脳内再生しながら幸せになりたい…!
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