【合本版】霊媒体質の教授に抱かれてます。〜祓えない劣情

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【合本版】霊媒体質の教授に抱かれてます。〜祓えない劣情

発売日: 2026/07/08 | 著者: 柚依りい太

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紫苑

開始数ページで、この作品に“持っていかれた”。霊媒体質と除霊能力者、この組み合わせ、反則でしょ……!

出会いがすべてを変える——霊現象が運命の歯車を回す

霊を祓う力を持つ青年・弥咲と、霊に好かれやすい体質の教授代理・立花。出会って早々に巻き込まれる霊現象も、立花は明るくポジティブに受け止める。その前向きさに思わずツッコミを入れたくなる弥咲だが、学校に被害が出ることを懸念し、除霊を決意する。

この冒頭のテンポの良さが秀逸だ。霊現象という非日常を、日常の延長線上の違和感なく導入している。互いに全く異なる立場でありながら、出会いによって自然と関係性が動き出す。焦ったくなく、かつ無理のない距離の詰め方に、作者の巧みな構成力を感じる。

タイトルにある「祓えない劣情」という言葉が示唆するように、除霊という目的の先に、どうしても拭いきれない感情が芽生えていく。霊を介した接触が、二人の間に官能的な緊張感を漂わせるのだ。

紫苑

霊媒体質×除霊能力者……この“解けない呪い”のような関係性、たまらない。どうしてもっと早く読まなかったんだろう!

Q. 弥咲はなぜ立花の除霊を決意したのか?

A. あらすじによると、弥咲は立花の霊媒体質に巻き込まれる形で霊現象に遭遇します。立花自身がポジティブに受け止めているため、一見除霊の必要性を感じませんが、学校に被害が及ぶことを心配した弥咲が、結果的に除霊を決意します。つまり、弥咲の決断の根底には、公共の場である学校を守りたいという責任感があると読み取れます。このように、弥咲の行動には明確な動機があり、単なるお人好しではない点が、キャラクターにリアリティを与えています。

Q. 立花はどのような人物か?

A. 立花は霊に好かれやすい体質を持つ教授代理として描かれています。あらすじからは、霊現象に巻き込まれても「ポジティブに捉える」性格であることがわかります。このポジティブさは、単なる楽観主義ではなく、自身の特異な体質を受け入れ、日常生活に活かそうとする強さの表れでしょう。そうした前向きな姿勢が、弥咲との対比を生み、物語に軽妙なコミカルさも加えているのです。彼の明るさが、重くなりがちな霊現象のテーマを、むしろ魅力的なものにしています。

Q. タイトルの「祓えない劣情」とは何を意味するのか?

A. このタイトルは、物理的に「霊を祓う」ことと、感情的に「拭い去れない欲望」の二重の意味を持つと推察されます。表面のストーリーは弥咲が立花を霊から守る除霊ですが、その過程で生まれる二人の間に「どうしても祓いきれない劣情」が存在することを暗示しています。あらすじだけでは明らかではありませんが、霊を媒介とした接触が、単なる保護者と被保護者の関係を超えた、より深く、複雑な感情を育むことを示唆しているのでしょう。このタイトルは、物語の核心を象徴的に表現していると言えます。

紫苑

この合本版は、1〜3巻を一気に読める贅沢な仕様。霊媒体質と除霊能力者、互いに祓えない絆。この関係性の深さ、計り知れないよ。時間を忘れて没入する価値、大いにあり!
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