寝たフリしてたら告られた

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寝たフリしてたら告られた

発売日: 2026/07/03 | 著者: 丸井アヒル / 梅野小吹

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葵

これこれ!!これだよ!!待ってましたこの「寝たフリから始まる両片思い」の沼!なんでこの作品まだ話題になってないの!?

保健室から始まる、おバカ可愛い両片思いの衝撃

本作は、保健室で部活をさぼって寝ていたちょっとおバカな高校生・真生が、前から気になっていた素朴な同級生・由良に寝ている間に告白されるという衝撃の導入から始まります。しかし問題はその後。由良は真生が起きている間には一切告白してこないのです。

「俺たち両思いじゃん!」と浮かれる真生と、起きていると素っ気ない(あるいは照れて何も言えない?)由良の温度差がもう悶絶もの。ヘタレ男子と天然ピュア男子の探り合いが、青春の甘酸っぱさを最大級に引き立てています。タイトルからはコメディ色の強い作品かと思いきや、告白を待つ真生の「思いは溢れて――」という一文が、実はただのラブコメでは終わらない心情描写の深さを予感させます。

単行本版限定の描き下ろし1ページにも注目。作者さんの手抜きなしのサービス精神が感じられて、もうそれだけで「この作者さんはわかってる」確信が持てるんですよね。

葵

由良くんが寝てる時だけ「好きです」って言えるの、逆に重くない!?寝たフリしてる真生くんの心境とか考えただけで頭痛いほど萌える!!

キャラクターの魅力と関係性

まず真生。部活をさぼって保健室で寝るレベルの「ちょっとおバカ」設定ですが、それが彼の純粋さや一直線さを象徴しているように思えます。由良への想いもストレートで、「俺のこと好きなんだよね!?」と詰め寄る姿は、拗らせていない分だけかえって愛おしい。一方の由良は、素朴な同級生という設定が活きていて、寝ている相手にしか本音を言えない不器用さがたまりません。

この二人の関係性の最大の魅力は「探り合い」にあります。真生は由良からの告白を待ちたいけれど、溢れる想いを抑えきれない。由良は起きている真生には告白できない。このすれ違いが生むもどかしさが、読者の「ああもう!!ちゃんと向き合え!!」という感情を最大限に引き出します。恋愛スキルゼロ同士の不器用なぶつかり合いは、決して淡白ではなく、むしろ濃密な心の交流を感じさせてくれるのです。

葵

由良くんの「真生くん、あのね…」って台詞、絶対すごい大事なこと言おうとしてるのに真生くんが先に爆発しそうで怖い!!でもその展開が読みたい!!

寝たフリが生む逆転の発想

保健室で寝たフリをしていた真生が、由良の告白を聞いてしまうという冒頭の展開。通常であれば「寝たフリ」は隠し事やごまかしの手段ですが、本作ではそれが二人の関係を大きく前進させるきっかけになっています。この逆転の発想が作者さんの手腕の光る部分。寝たフリをした真生の心情と、それに気づかない由良の純情が交錯する様は、まさに青春BLの醍醐味といえるでしょう。

「おバカ可愛い」に隠された計算高さ

「おバカ可愛い」と形容される真生ですが、由良への想いに関しては非常に能動的です。「俺になんか言うことあるよね?」という台詞からは、彼がただのバカではなく、自分の欲しい言葉を引き出そうとするしたたかさも感じられます。一方の由良は「素朴」でありながら、寝ている相手に告白するという大胆さも持つ。一見単純なキャラ設定の中に、複雑な人間味を感じさせるところが、この作品の深みを生んでいます。

葵

もうね、この作品は「不器用な初恋の最高峰」といっても過言じゃない!保健室のベッドであの瞬間から全てが始まったんだよ…!?1話から5話まで一気読み必至!描き下ろし含めて、絶対に単行本で手に入れてほしい!由良くんの「好きです」が永遠にループして頭から離れないんだけど、どうしてくれるんだこの作者さんは!!
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