📖 らぶカル TL漫画
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両想いなのに結婚をためらう? 19世紀英国、メイドと執事の切ない純愛
舞台は19世紀後半の英国。中流貴族のレベッカは、フローリア家に奉公に出され、当主の妻マリーローズ付きのメイドとして働いています。同じく当主ロメオの執事であり、同じ境遇で育ったジュードとは自然と気が合い、レベッカは密かに彼へ想いを寄せていました。
そんなある日、ジュードから求婚されていることを、マリーローズから告げられます。彼に想いを寄せていたレベッカにとって、これ以上ない喜びのはず。しかし、嬉しさが込み上げてくるのと同時に、とてつもない不安が押し寄せてきます。同じ立場であり、性格にも何ひとつ不満がなく、心から愛している。それなのに、結婚を躊躇う理由とは――?というのが本作の問いかけです。
登場人物も魅力的です。レベッカは真面目で主人を第一に考える健気なヒロイン。ジュードはロメオに振り回されながらも、レベッカへの愛をまっすぐに貫く執事。そして当主夫妻も、ロメオは楽天的で誰にでも優しく、マリーローズは幼少期にレベッカと同じタイミングで屋敷に連れてこられた境遇を持つ、どこかレベッカを気にかける存在です。
両想いの純愛モノでありながら、一部の描写については注意書きがあるほど、激しさを秘めた展開も。ピュアな恋の行方と、大人の関係がどう描かれるのかも、見どころのひとつです。
同じ境遇で気が合ったふたり、ジュードのまっすぐな求婚
同じ境遇という共通点。レベッカは中流貴族の出でありながらフローリア家に奉公に出され、ジュードもまた執事として屋敷に仕えています。身分社会のなかで、同じ立場にある者同士が互いに理解し合い、自然と心を通わせていったのでしょう。ジュードはレベッカを愛しており、結婚したいとはっきり考えている。求婚がマリーローズを通じて伝えられるのも、屋敷ならではの風情を感じさせます。
嬉しさと不安が交錯する、レベッカの揺れる心
レベッカもジュードを密かに想っていました。つまり両想いです。それなのに、結婚を躊躇ってしまう。彼の性格にも、同じ境遇にも、何ひとつ不満はない。心から愛している。では、なぜ? あらすじではその理由が明かされていません。タイトルにもなっている「私が結婚を恐れる理由」という謎が、物語を最後まで引っ張るフックになっているのでしょう。