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タイトルの煽り力が、もうすべてを語っている
『王族Ωの性欲処理係に指名された騎士団長は、本番禁止なのに弟同然の小悪魔王子に生ハメセックスをねだられて、種付けしてしまった話』。まず、このタイトルの破壊力よ。幼い頃から「レオ兄さま」と慕ってきた第三王子ノエルが、発情期を迎えたのをきっかけに、騎士団長レオニードをヒートの相手に指名するところから物語は始まります。
王命を受けたレオニードに許されたのは、あくまでヒートを鎮めるための介助だけ。キスも愛撫も構わないけれど、挿入は絶対禁止という、絶妙なラインで理性を試される設定です。堅物な騎士団長は一線を越えないと誓うのに、ノエルは「本番禁止? だったら、レオ兄さまがイかなければいいじゃん♡」と可愛い顔でルールをすり抜けようとする。もう、この時点で勝負はついている気がします。
しかも、このヒートにはノエルだけが知る秘密がありました。レオニードのお見合い話を知ったノエルは、彼を誰にも渡したくなくて強行手段に出たんです。一線を越えた責任から始まった婚約。弟同然の幼馴染から、身体を重ねる婚約者へと変わっていく二人の関係に、胸がきゅっとなります。
心臓を撃ち抜く、小悪魔の一言
この台詞、なんでこんなに破壊力があるんでしょう。本番禁止と言われているのに、その禁止を「レオ兄さまがイかなければいいじゃん」という理屈で突破しようとする発想が小悪魔すぎます。しかも「レオ兄さま」という甘えた呼び方で、幼い頃からの信頼関係を盾にしている。禁じられた一線を、相手の理性ごと溶かしていくような一言です。
熱に潤んだ瞳でこんなことを言われたら、どんな堅物でも揺らぎますよ。そして、この言葉は単なる誘惑ではなく、ノエルがどれほどレオニードを求め、自分のものにしたくて仕方ないかという、一途な恋の告白にもなっている。策略と本心が混ざり合った、一番甘くて危険な台詞だと思います。
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