社畜おじさん触手を買う

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社畜おじさん触手を買う

発売日: 2026/08/10 | 著者: 五梅えるこ

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葵

うわ、触手×社畜おじさんの組み合わせ、最高じゃないですか…!しかも続々重版って、もうみんな分かってるじゃないですか。

「養分を求める触手」と「敏感な元社畜」が織りなす、愛と研究の同居生活

本作は、癒しを求めて購入した「宇宙植物」がきっかけで、生活が一変してしまう元社畜・田丸理史の物語です。彼が買った植物・ハニに「宿主」として選ばれたことで、同じ個体だという研究員・綾川との同居生活がスタートします。タイトルから予想される通り、かなり特殊な設定ですが、そのぶん二人の距離感や関係性の変化が丁寧に描かれているのが印象的です。

物語の中心となるのは、毎日のように行われる「研究」という名の触れ合いです。体液を養分とするハニに食べられるたび、田丸は気持ち良くなってしまうという体質を持っており、その反応がまた綾川の執着心を煽っているように見えます。「私たちは番ですから」という綾川の言葉には、運命の相手に対する確信めいたものがあり、田丸がそれにどう向き合っていくのかが見どころと言えるでしょう。

葵

「番ですから」って…!この研究員、最初から主人公のこと絶対逃がす気ないですよね。その執着っぷりがたまらないんですけど…!

キャラクターの魅力と関係性

主人公の田丸理史は、社畜として疲弊していた日々から一転、宇宙植物の宿主にされてしまう「敏感な元社畜おじさん」です。彼の戸惑いながらも、次第にハニや綾川との関係にのめり込んでいく様子は、共感を呼ぶ部分が多いでしょう。一方の綾川は、ハニと同一の個体でありながら、人間の研究員として田丸の前に現れます。彼は「執愛スパダリ研究員」と評される通り、田丸への愛情表現が非常にストレートで、時に科学者としての興味と愛情の境界が曖昧になることも。

この二人の関係性は、対等でありながらも特殊な力関係が存在しています。田丸はハニの養分源として必要とされ、綾川はその研究を統括する立場です。しかし、言葉を交わし、身体を重ねるごとに、単なる研究対象と研究者の関係を超えた絆が生まれているように感じます。同棲生活という日常の描写が入ることで、非現実的な設定の中にも、二人の人間らしさが浮かび上がってくるのです。

葵

同棲スタートっていうのがいいですよね。非日常の始まりが、だんだん日常に変わっていく過程が見たいんですよ、私…!

「研究」と「愛情」の境界線

毎日のように行われる研究は、田丸にとっては快楽を伴うものです。そのため、彼は「気持ち良くなってしまう」自分に戸惑いながらも、拒むことができません。綾川の「私たちは番ですから」という言葉は、生物学的な運命づけであると同時に、彼の強い愛情表現としても機能しています。

この研究の描写は、触手という非人道的な要素を含みながらも、二人の信頼関係がなければ成立しないものとして描かれています。田丸が抵抗しつつも受け入れるのは、綾川への信頼が芽生え始めているからでしょう。この段階の関係性が、物語を進めるにつれてどのように変化していくのかが楽しみです。

描き下ろしと番外編の収録ボリューム

本作は、同人誌時代の内容を再編した本編に加え、番外編と描き下ろしが収録されています。同棲生活が始まった後の二人の様子を描く番外編は、本編では見られない日常の掛け合いが魅力です。また、書籍化に伴って再編されたことで、より読みやすくなっているのもポイントです。

葵

あー、もう、触手×おじさんの組み合わせでこんなに尊い感情になると思わなかった…。綾川の「番ですから」連発、もっと見たい。作者さん、本当に分かってらっしゃる…!続きが気になりすぎて、あたしの情緒が終わりそうです。
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