📖 らぶカル TL漫画
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恋を知らないヒロインと、優しすぎる店長が織りなす「好き」と「欲」の境界線
本作の主人公・新井佐那は26歳の官能小説家兼フリーター。書店でアルバイトをしながら小説を執筆する日々を送っています。そんな彼女が最近気になっているのが、職場の店長・佐竹陸(29歳)。明るくフランクで、佐那に対して何かとよくしてくれる存在です。
しかし佐那はこれまで恋愛経験が一切なく、セックスはおろか恋というものをしたことがありません。陸に向ける気持ちが「恋なのか性欲なのか」——自分でもわからないまま戸惑いを抱えています。そんな中、休憩中に書いていた小説の内容を陸に読まれてしまい、事態は急展開へ。「ね、俺が参考になってあげようか?」という陸の言葉をきっかけに、二人はバイト後にラブホへ向かうことになるのです。
恋も性もわからないヒロインの、まっさらな戸惑い
佐那は官能小説を書く仕事をしながら、自身は恋愛未経験というギャップを抱えたキャラクターです。陸のことは「理想的な上司」と思いつつ、同時に性的な目で見てしまっている自分にも気づいている。けれどそれが恋なのか性欲なのか、判断がつかない。この「わからなさ」が物語の大きな軸になっています。恋を知らないからこそ、陸に向ける感情の輪郭がぼやけていて、その不確かさがリアルに描かれているんですよね。
「俺のこと選んでくれたんだ」——甘サド店長の予想外のひと言
ラブホへ向かう流れの中で、陸は佐那に「彼氏とかいた?」と問いかけます。恋愛がわからないと答える佐那に、陸は「じゃあ俺が初めて?こういうことすんの」と手をきゅっと握る。鼓動が早くなる佐那に、陸の口から出たのは「は、嬉し。俺のこと選んでくれたんだ。」という予想外の言葉でした。明るくフランクな店長が、時に表情を曇らせる理由。そのギャップと、佐那へのまっすぐな気持ちが滲むシーンです。
官能小説家として言葉を知り尽くしているはずの佐那が、自分の感情だけは言葉にできない。そんな彼女の不器用さと、陸の甘さと強引さが絶妙に絡み合う本作。恋と欲の境界で揺れる二人の行方を、ぜひ見届けてほしい一作です。




