📖 DMM.com TL漫画
発売日: 2026/09/21 | 著者: 水月あるみ / ヨドミ
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「思う分啼け」って、もうその一言で夜更かし確定なのよね。女嫌いの公爵様が、男装の騎士にだけは手放せなくなっていく過程を想像しただけで、静かに胸が熱くなるわ。
都合のいい契約が、いつの間にか「手放せない」に変わるまで
王国騎士のミアは、騎士団長のサイラスから突然「婚約して欲しい」と告げられます。理由は政治的なもので、互いの都合が一致したための偽装婚約。ミアには実家の男爵家から騎士を辞めて縁談を迫られている事情があり、騎士を続けるためにこの話を受け入れるのです。
サイラスは「女嫌いの公爵」と呼ばれる人物。そんな相手との偽装関係ですから、当初は線引きもはっきりしていたはず。ところが、婚約者役として過ごすうちに、ミアは「女として」溺愛される立場へと変わっていきます。偽装の枠が崩れていく瞬間の温度差こそ、この作品の読みどころなのよね。
男装の騎士令嬢という立場は、恋愛においても「女性として見られない」前提を持ち込みます。その前提が覆る瞬間の落差が、身分差や契約という枠組みと重なって、じわじわと効いてくる構成になっています。
政治的な理由で始まったはずなのに、気づけば手放せなくなっている側がいる。この「想定外」の順番、大人のTLでは本当に効くのよ。
見どころ
- 偽装婚約の「線引き」が崩れていく過程:政治的な目的で始まった関係が、婚約者役として過ごす時間の中で「女として」溺愛される形へと変わっていく。契約という冷たい枠と、その内側で生まれる熱の対比が丁寧に描かれます。
- 男装の騎士令嬢という立ち位置の妙:ミアは騎士を続けるために偽装婚約を受け入れています。夢を守るための手段だったはずが、サイラスとの関係そのものが彼女の選択に影響を与えていく流れは、身分差ものの醍醐味のひとつ。
- 「女嫌い」の公爵がミアにだけ見せる一面:女嫌いという設定があるからこそ、ミアに向けられる執着や溺愛の濃度が際立ちます。周囲には見せない顔が、彼女にだけ向く瞬間の落差がたまらないのよね。
こんな人におすすめ
- ✅ 契約や偽装から始まる関係が、本物に変わっていく過程をじっくり味わいたい方
- ✅ 「女嫌い」「男装」といった前提が崩れる瞬間の落差にときめきを感じる方
- ✅ 溺愛される側の戸惑いと、溺愛する側の静かな執着の両方を楽しみたい方
偽装婚約ものって、線引きが壊れる瞬間をどれだけ丁寧に拾えるかで満足度が変わるのよね。この作品は「女嫌い」の公爵が、ミアにだけ女としての扱いを向けていく落差が丁寧そうで、そこが一番の読みどころになりそう。描きおろしのおまけ漫画も8Pつくということで、本編の余韻をそのまま持ち帰れるのも嬉しいわ。深夜にひとり、静かにページをめくりたくなる一冊です。





