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📖 らぶカル BL漫画
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平凡なサラリーマンとヤクザ、交わらないはずの二人が「穴」で繋がる
本作は、隣のアパートから聞こえてくる声に好奇心を抑えきれず、壁の穴をのぞいてしまったサラリーマン・鉄二の物語です。穴の奥で見たのは、首輪をつけた美しい男が犯されている光景。さらに「あんたも穴に入れてみる?」と誘われ、断りきれずに自らも穴へと挿入してしまう――という、あらすじの時点で好奇心と背徳感が同時に押し寄せる導入になっています。
平凡なサラリーマンとヤクザという、本来なら接点のない相反する立場の二人。それでもどうしようもなく惹かれ合い、離れられなくなっていく関係性が、本作の軸として描かれます。さらに二人の間には意外な過去があることが示されており、単なる欲情の物語ではなく、過去と現在が交差するドラマ性を備えた一冊です。
「穴」という装置が生む、覗く側と覗かれる側の逆転
壁穴というモチーフは、単なる官能の舞台装置ではありません。鉄二は最初「覗く側」の立場にいますが、「あんたも穴に入れてみる?」という誘いを受けて自ら挿入する側へと反転します。この主客の入れ替わりが、二人の関係性そのものを象徴しているように感じられます。ヤクザという立場にありながら首輪をつけられている男の姿も、見た目と内面のギャップを強く印象づける要素です。
再録集ならではのボリュームと、同棲後の描き下ろし
全200ページという大ボリュームの再録集でありながら、描き下ろしとして同棲を始めた二人のその後が20ページ収録されています。ヤキモチの描写や濃密な時間が描かれるとのことで、本編で惹かれ合うまでを追った二人が、日常を共にする段階へと進んだ姿を堪能できる構成です。過去編と現在編、そして同棲後の未来編まで、二人の関係の幅広い時間軸をまとめて味わえる点が魅力と言えます。




