🎧 らぶカル BLボイス
発売日: 2026/10/04 | シナリオ: DANKE | イラスト: 駕屋トシアキ | サークル: チョココアレイト | 声優(CV): 藤道九郎 | 声優(CV): 藤道九郎 | 4本
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叔父と甥、歳の差20。この時点でもう匂う。しかもCV藤道九郎様で受け43歳。じわじわ来るタイプの作品。噛みしめる。
亡き妻の家に、甥が通い続ける理由
妻を亡くしてから自堕落になった43歳の叔父・周防章仁。親戚からも疎遠にされ、田舎の一軒家で一人、妻の遺した部屋も庭もそのままに余生を消費している。そこへ定期的に掃除と庭の手入れに通うのが、23歳の甥・周防将輝です。
将輝が最初に抱いていたのは、幼い頃によくしてもらった叔父夫婦への純粋な感謝と厚意でした。しかし通ううちに、章仁の退廃的な色気や、自暴自棄ゆえの無防備さ、自分がいなければ生活もままならない様子に惹かれていきます。親戚への厚意が、劣情交じりの好意へと静かに輪郭を変えていく。その変化の過程そのものが、この作品の主軸です。
「純粋な厚意」が「劣情」に濁っていく速度、これが一番ゾクゾクする。誰も悪くないのに、もう戻れない。
見どころ
- 酔った告白を、受けが正面から否定するところ:将輝は酒の勢いで想いを告げますが、章仁は「酔っているだけ」「男同士の性行為なんてただの抜き合い」と、将輝の恋愛感情そのものを認めません。拒絶ではなく、感情の存在をなかったことにされる。これは効きます。
- 素面で迫る、という攻めの選択:否定された将輝は、酔いを言い訳にせず、シラフで迫り自分の想いを証明しようとします。「酒の席だから」という逃げ道を自ら塞ぐ。ここで関係性の質が一段変わります。
- トラック4の、行為なしの応酬:章仁は「俺の心には妻がいる」「死ぬまで俺の心は彼女のモノだ」と宣言し、それでも将輝が引かないなら「長期戦」だと返します。身体ではなく言葉だけで、二人のこれからが決まる。この静かな勝負が、この作品で一番好きです。
こんな人におすすめ
- ✅ 攻めの感情が「好意」から「どうしようもなさ」へ変質していく過程を、じっくり追いたい人。
- ✅ 受けが簡単に絆されない。むしろ頑なに、亡き妻への誓いを手放さない。その頑なさごと落とされたい人。
- ✅ 行為の有無より、告白と否定と再挑戦の応酬で関係が動く構成に痺れたい人。
「不毛じゃないか?」「なるほどな…なら、これは長期戦、か」。この章仁の返し、たぶんこの作品の心臓。拒むことでしか自分を守れない人の、精一杯の強がり。将輝がこれを突破できるのか、想像しただけで噛みしめてしまう。藤道九郎様の、枯れて渇いた声でこれを言われたら、たぶん私はしばらく動けない。イヤホン必須。





