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▶ 『住み込みの賄いを出していた十一歳下の墨職人に冬の練り場で「洗っても落ちないですよ」と膠の匂いごと塗り込められ孕むまで抱かれた年上筆師の話♡♡♡』の試し読み・お得なセール状況をチェック!
煤と膠の匂いが、二人のあいだの言葉にならない会話になる
本作は、筆師の五味綴(33歳)と、十一歳下の墨職人・榊田彗(22歳)の関係を描くTL小説です。綴は筆の穂を揃える筆師で、工房へ毛と穂首を納めに通っています。三年前、19歳だった彗が同じ家に住み込みで入り、一年前に通いへ替わるまでの二年間、綴は朝と晩の賄いを出していました。今も彗は綴を「先輩」と呼びます。二人をつなぐのは、その頃の暮らしの名残と、冬の練り場で交わされる短いやり取りです。
墨は寒いほど膠が締まるため、練りは冬の夜にしかできません。綴は毛の乾きを見てもらうために、煤で黒く、膠の甘い匂いと龍脳の匂いが籠もる練り場へ通います。そこで彗は練る手を止めずに「洗っても落ちないですよ」と言い、綴の手の甲についた煤を指で広げます。手を洗って帰っても匂いは三日抜けない。次に会えば、彗は髪に鼻を寄せ、どこに残っているかを言い当てる。落ちない、抜けない——そのやり取りだけが毎晩交わされ、ほかのことは何も言葉にされません。
敬語のまま、言うことだけが容赦ない年下攻め
彗は口調を崩さないまま、言うことだけが容赦ない人物として描かれています。年下であり、かつては住み込みで賄いを出されていた相手。立場としては綴が先輩で年上ですが、練り場でのやり取りでは、匂いを確かめ、言い当てる側に彗がいます。敬語の柔らかさと、逃がさない言葉選びの落差が、この作品の関係性の核です。
綴は穂の毛の長さを一本ずつ揃えられるほど手仕事に敏いのに、自分の匂いには気づかない。その不平衡さも、二人の距離を象徴しているように読めます。あらすじでは、練りの季節が終わるまで綴はそこへ通い、孕むまで抱かれると記され、最後の墨を型に入れ終えた晩、彗が綴の髪に顔を伏せたまま口を開くところで幕を引きます。何を言うのかは、本文で確かめるほかありません。
こんな読者に届く作品
- 年の差のある関係で、年下側が静かに主導権を握る構図を読みたい方
- 言葉にされない感情や、匂い・手仕事といった感覚的な描写の積み重ねを味わいたい方
- 職人同士の暮らしと仕事の距離感が交差する物語に関心がある方
- 全60ページのR18作品で、成人同士の関係として描かれたものを探している方
本作はR18の成人向け作品です。登場人物はいずれも18歳以上の成人として描かれ、作中の性行為は同意のうえのものと明記されています。サムネイルは生成AIを使用して制作したものに一部手作業の調整を加えたものであること、人物・団体・場所はすべて架空であることも、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
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