📝 DLsite BL小説
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壁尻バイトという設定と、そこで交わされる関係
本作は、駅前のサウナで「壁尻バイト」として働くことになった男・葎田と、店長の苣木を中心に描かれるBL小説です。駅裏の掲示板で見つけたチラシには「壁側スタッフ・夜四時間・高時給・着替え持参」としか書かれておらず、葎田はそのまま応募し、受付で苣木から「うちじゃ壁尻バイトって呼んでる」と告げられます。身分証と着替えの袋を預け、二階の個室でベルトに留められ、壁の穴から尻だけを向こう側へ出す——顔は壁のこちらに残り、客からは尻しか見えない、という見え方の構図が作品の軸になっています。
苣木は黒いポロシャツに名札、短い髭という店長で、葎田を「葎田」と呼び、「脱げ」「飲め」と命じる立場の人物です。壁尻の現場を差配し、客を通し、休憩室では口の点検と称して葎田に咥えさせる。この店長と働き手という上下の関係が、壁越しの客とのやり取りと並行して描かれていく構成です。
シフトの流れと、注がれる場面の段取り
初シフトでは店長の手で前を扱かれて出すところから始まり、次のシフトからは壁の向こうの客の手によって出されます。客は顔を見せないまま、葎田の尻だけに触れる。シフト前の休憩室では「今日は口も点検しとく」と言われて咥えさせられ、「飲め」と口の中に注がれて飲む流れが描かれます。
個室では客の指でケツ穴を開かれ、初めて後ろから入れられて腹の奥に注がれ、店長に顎を上げられたまま出す場面があります。さらに「回し」として三人目まで入れ替わり立ち替わり突かれ、注がれた上に注がれる段取りが続きます。締めの夜には店長にも注がれる。壁越しの客と店長という二つの相手が、シフトという枠の中で順番に配置されている点が、この作品の構成上の特徴です。
預けたものを返される日と、それでもまた来る結末
区切りの日、葎田は預けていたものを全部返され、「来週の表に、お前の名前は入れてねえ」と告げられます。身分証と袋を返され、名簿から外される——働き手としての立場を終わらせる区切りです。それでも翌日、葎田はまた受付に立つ。最終話ではベルトを断って自分の腕で尻を穴にはめ、「今日も使ってくれ」と言い、軍手をはめた店長に扱かれながら客に突かれ、店長にも注がれます。握り棒を離さないまま終わる結末まで含めて、全10話・約7.2万字で完結しています。
ベルトで留められる側から、自分で穴にはめる側へ。その変化が、雇われた立場の終わりと重なって描かれる点が、単なる現場ものとは違う読みどころになっています。
こんな読者に合う作品
- 自分から高時給の壁尻バイトに応募した現場の男が、ベルトで留められていく過程を読みたい方
- 「顔は壁のこっち、尻だけ向こう」という見え方の構図をじっくり追いたい方
- 客の回しのあとに店長が締めに注ぐ、という段取りの配置に関心がある方
- 身分証と袋を返され名簿から外されても、翌日自分から穴にはめに来る結末を読みたい方
壁尻という設定そのものより、その現場で交わされる店長との関係と、終わらされた立場に自分から戻っていく結末に関心がある方に向いています。DLsite専売、全10話完結です。
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