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発売日: 2026/09/15 | 著者: 櫻井タイキ
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待って、これ知ってる人少なすぎない……? 下駄箱の手紙、裏庭、イケメンの先輩——少女漫画の文法をそのまま生きてる高校生が、その文法ごと現実に呑み込まれていく話なんですよ。初日で付き合うって、もう構造が美しい。
「少女漫画みたいな展開」を信じた少年の、一日で終わる初恋の話
本作の主人公・久遠守は、少女漫画が大好きな高校2年生です。ある日、下駄箱に差出人不明の手紙が入っており、裏庭へ呼び出されます。まるで少女漫画のような出来事に心を躍らせる守に対し、友人は「警戒心を持て」と助言します。しかし守は素敵な展開を信じ、差出人に会いに行くことを選びます。
待っていたのは、イケメンと噂の高校1年生・桜澤帝でした。突然の告白に驚きつつも、帝の真剣な想いに触れた守は、きちんと返事をしようと一緒に過ごす時間を作ることにします。ところが、帝から「とある」過去の出来事を明かされたことで、守の気持ちは大きく動かされていきます。
そして守は、出逢ってわずか1日でお付き合いすることを決意します。単巻に1〜6話と描き下ろし7P、さらに電子限定の描き下ろし漫画まで収録された構成で、短期間で関係が動く密度の高い一冊です。
「警戒心を持て」と「素敵な展開を信じたい」の綱引き、これ守の行動原理が最初から一貫してるんですよ。で、帝の告白と“とある過去”が重なった瞬間、守の中で何が優先されるか……ああ、読みたい。一日で決断する心理、絶対に濃い。
見どころ
- 少女漫画の文法をなぞる導入と、現実の重さの落差:下駄箱の手紙から裏庭へ——という守の期待は、完全に少女漫画の様式です。しかし待っていたのは現実の人間・帝であり、その告白には「とある」過去が伴います。様式と現実が交差する構成そのものが、本作の推進力になっています。
- 「きちんと返事をしよう」という守の誠実さ:告白に対して即答せず、一緒に過ごす時間を作るという選択は、守の人柄を強く示します。この誠実さがあるからこそ、過去を知った後の心の動きと、一日で決意するまでの速度が際立ちます。
- 帝の「とある過去」が物語を動かす鍵:あらすじ上、この開示が守の決意の直接の引き金になっています。何を明かしたのか、それが告白とどう結びつくのか——情報が絞られているぶん、読む側の想像を強く刺激する構造です。
こんな人におすすめ
- ✅ 告白から交際までが短期間で進む、密度の高い関係構築を読みたい方
- ✅ 「少女漫画のような展開」を期待するキャラクターの心情そのものを追いたい方
- ✅ 相手の過去の開示が、主人公の決断を動かす構造の物語を好む方
一日で付き合うって聞くと軽く見えるかもしれないけど、守が「きちんと返事をしよう」と時間を作った上で、過去を聞いて動かされて決めてる——この順番が全部効いてるんですよ。衝動じゃなく、納得の速度。これ、もっと話題になっていい。単巻で1〜6話+描き下ろしって、初速の密度がもう贅沢。見つけた瞬間ちょっと声出ました。





