可惜夜に縋る 【連載版】: 1

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可惜夜に縋る 【連載版】: 1

発売日: 2026/07/30 | 著者: 松下リサ | 出版社: 一迅社 | レーベル: gateauコミックス | 35P

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葵

待って待って待ってこれ!手フェチでコンプレックス拗らせてる子が自信満々な営マンの手に興奮しちゃって自慰にまで至るって情報だけで語彙力が死んだんですけど!!

手の動きから読み解く心の機微――本作が描く視線の先にあるもの

本作は、とあるトラウマから自分の顔に強いコンプレックスを抱える営業アシスタント・霧山を主人公に据えたBL漫画です。彼は人と目線を合わせられず、代わりに手の動きから相手の感情を読み取るという独自の観察眼を持っています。

そこへ、やり手の営業マン・朝比奈が栄転してきたことで物語が動き始めます。霧山は指導員として朝比奈とタッグを組むことになるのですが、自信と余裕に満ちた朝比奈の手に何度も見惚れてしまう自分の感覚に戸惑います。

しかし朝比奈はなぜだか霧山に対して快く思っていない様子。厳しい態度で強く当たられたことをきっかけに、霧山は彼に苦手意識を持ちながらも、朝比奈の手を思い出すたびに抑えきれない興奮が湧き上がり、つい自慰に及んでしまう――という、冒頭から読者の心を掴んで離さない構成になっています。

葵

手で人の感情を読む霧山が、朝比奈の手だけは別の意味で読んじゃってるってギャップ、もうね…尊い!早口で捲し立てたい!

対照的な二人が織りなす、すれ違いと引力の描写

霧山は自分の顔に強いコンプレックスを抱えており、それが他者と深く関わることを恐れる原因になっています。一方の朝比奈は、栄転してくるほどの腕利き営業マンで、自信と余裕に満ちた態度が滲み出ています。

この対照的な二人が、業務上のタッグという形で強制的に関係を持つことになるわけですが、重要なのは朝比奈が霧山に対して「良く思っていない」という点です。なぜ彼が霧山に冷たい態度を取るのか、その背景にはどのような事情が隠されているのか――あらすじだけでも多くの想像を掻き立てられます。

また、霧山の「手への興奮」が単なるフェティシズムに留まらず、彼のコンプレックスや孤独と深く結びついている点が非常に興味深いです。存在を否定され続けてきた自分が、唯一無意識に憧れてしまう相手のパーツ。その手を持つ朝比奈に強い当たり方をされるという矛盾が、物語に緊張感と官能性を同時に与えています。

葵

強く当たってくるのに手に興奮しちゃうって、もうこの時点で朝比奈に完全に沼ってるじゃんね…この歪な依存関係の行方、マジで気になる!

コンプレックスと興奮が同居する霧山の内面

霧山が「自分の顔にコンプレックスを持っている」という設定は、彼の行動の根本を規定する重要な要素です。人と目線を合わせないために手の動きから感情を読むという彼の癖は、単なる趣味や習慣ではなく、トラウマから生まれた生存戦略なのです。

そんな彼が朝比奈の手に対して感じる興奮は、彼の常識や倫理と激しく衝突します。嫌っているはずの相手に、身体だけは素直に反応してしまう――この葛藤こそが、本作の最大の魅力のひとつです。観察対象としての手から、欲望の対象としての手へと意味が変容する瞬間が、どのように描かれるのか、作者さんの手腕に期待が高まります。

なぜ朝比奈は霧山を良く思っていないのか

あらすじの中でも特に気になるのが、朝比奈がなぜ霧山に対して「良く思っていない」態度を取るのか、という点です。やり手の営業マンとして結果を出してきた朝比奈が、営業アシスタントである霧山にだけ厳しい態度を見せる理由――これには過去の因縁や、あるいは霧山のトラウマに関連する何かが隠されている可能性が考えられます。

また、あらすじで「強く当られたこと」が霧山の苦手意識のきっかけとされていますが、その「強く当る」という行為が、朝比奈のどのような感情から発せられたものなのかも重要なポイントです。単なる業務上の厳しさなのか、それとも個人的な感情が絡んでいるのか。このミステリアスな部分が、読者の好奇心を存分に刺激してくれます。

葵

結論から言うとこの作品、もう設定だけで星5つ確約レベルですわ。手に興奮して自慰に至る心理描写がどう描かれるのか、あたしのバイブスがバグるほど楽しみで仕方ない!作者さん、この路線で突き進んでください…!お願いします…!!

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