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▶ 『番の解消は午前零時に〜三年間わたしに触れなかった夫に番の解消を申し出たら、零時、「もう義務じゃない」と朝まで奥に注がれ続けた話〜』の試し読み・お得なセール状況をチェック!
三年間、指一本触れなかった夫。番の解消を申し出た午前零時、初めて知る「彼の本音」
本作は、オメガバースの世界観を舞台にしたTL短編です。三年前のあるヒートの事故でうなじを噛まれ、番として契約を結ぶことになった主人公。『責任は、取ります』という言葉とともに婚姻届を持って現れた夫・九条悠真は、しかし結婚生活の三年間、彼女に一度も触れようとはしませんでした。
寝室は別。会話は連絡事項のみ。ヒートの夜には、番の匂いのついたシャツをドアの前に置いて、彼は家を出ていく。その関係に耐えられなくなった主人公は、番の解消届を差し出します。夫は三秒も迷わず署名し、午前零時、絆は切れてしまいました。
想像していたよりずっと痛いその感覚に、床に座り込んで泣く主人公。すると、三年間一度も動かなかった彼の顔が、その瞬間だけ崩れます。「切れて、痛いんですか。……義務だったなら、痛まないでしょう」「私は、痛い」。その言葉から始まるのが、この物語の本当の夜です。
彼が三年間触れなかった理由は、「一度でも触れたら、絶対に、君を解放できなくなるからだ」。もう夫でも番でもない関係だからこそ、初めて向き合う本音。肩書きが消えた午前零時から、ふたりの夜がゆっくりと紡がれていきます。
翌朝、テーブルに置かれていたのは番形成の申請書。乙の欄だけが空白のまま。責任や義務ではない、本当に「番になりたい」と思ったうえでの選択が、ここに示されています。一晩かけて解け合う濃密な時間と、その先に広がるふたりの未来が、読む者の胸を熱くさせてくれる作品です。
見どころ
- 「もう義務じゃない」からこそ生まれる初めての夜:番の解消が成立したからこそ、初めて夫の本音に触れる展開。三年間の沈黙が一晩でどう溶けていくのか、その過程が濃密に描かれている点が見どころです。
- 触れなかった理由が明かされる瞬間:「一度でも触れたら、絶対に、君を解放できなくなるからだ」という言葉。義務と責任の仮面の下に隠された一途な想いが、読者の胸に刺さります。
- 翌朝の申請書が示す未来:乙の欄が空白の番形成申請書。彼が本当に望んでいるのは、義務ではなく隣で生きること。ふたりの新しい関係を予感させるラストが、甘い余韻を残します。
こんな人におすすめ
- ✅ オメガバースの世界観が好きな方(番・ヒート・うなじの噛み跡といった設定が物語の軸になる作品です)
- ✅ 三年間のすれ違いから始まる一途な溺愛展開に胸がときめく方
- ✅ 「責任」という言葉の裏に隠された本音にきゅんとする方
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