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「聖子」として転移した二人が、それぞれ別の場所で絆される物語
本作は、下校中の男子学生である蓮見彩と鶴城学が突如異世界へ転移し、この世界で尊い存在とされる「聖子」として扱われるところから始まるBL小説です。転移の際、女神の祝福により二人の下半身は女性化しており、儀式を終えるまでの間、彩は神殿に、学は王宮にそれぞれ保護されることになります。同じ境遇の友人同士が別々の場所に囲い込まれ、それぞれの立場で身体と関係を変えていく構図が、本作を他と分ける大きな特徴です。
物語の中心となるのは、王宮編の二人――クール系ガリ勉優等生の学と、グラディス王国第二王子アルフレッドです。尊大で野心家のアルフレッドが、学の知性と気高い美貌に異常な執着を示し、そのプライドごと屈服させようと画策する関係性が描かれます。
「クズ王子」の仮面の下――関係が変わる瞬間を見届けたい
王宮編では、学は秘密裏にアルフレッドにより夜な夜な身体を暴かれ、開発されていきます。一方で、学は王宮の図書館で身分を隠しながら勉学に励み、友人の彩が儀式を成功させたことを知らされます。そして第一王子・第三王子が学の身柄を求め、誰の「モノ」になるかを迫られる場面で、学は不本意ながらアルフレッドの庇護下に入ることを宣言します。
さらに、聖子の無断召喚の罪を追及され崖っぷちに立たされるアルフレッド。ただの傲慢なクズ王子だと思っていた相手の意外な一面を知った時、学の心に変化が訪れる――という流れが、あらすじで示されています。権力争いの果てに、己の野望も立場も捨てて学だけを神殿へ逃がそうとするアルフレッドの不器用な自己犠牲と、それに対する学の決断。支配と屈辱から始まった関係が、どこで質を変えるのか。そこが本作の読みどころとして提示されています。
濃厚な官能シーンと、関係性のドラマの両輪
本作は過激で濃厚な官能シーンを中心に構成しつつ、設定や心理描写、二人の関係性のドラマ展開にも力を入れていると案内されています。あらすじで示されるシチュエーションには、睡眠学習と称した夜の調教、催○による従順化と屈辱的な開発、不本意な初夜、魔動玩具を使った長時間の開発、鏡越しに己の姿を見せられる場面などが挙げられています。これらは前半の合意なしのハードな調教から、後半の甘々な溺愛へと移行する構成で、ハッピーエンドと明記されています。
約9万3千500文字のボリュームで、全2部作の完結編にあたりますが、本作単体でも楽しめる構成とのことです。前作『【神殿編】腐敗の聖域 ~無垢なる聖者と謀略の教皇~』では、彩と教皇シルヴェルの関係が描かれており、前作を読むと神殿側の動向やアフターストーリーをより楽しめると案内されています。本作には神殿側のその後を描くアフターストーリーも収録されています。
こんな読者に届けたい作品
- 異世界転移×聖子という立場設定と、体格差のある関係性を合わせて読みたい方
- 支配と屈辱から始まり、相手の意外な一面をきっかけに関係が変わっていく過程を追いたい方
- 濃厚な官能描写と、二人の関係性のドラマの両方を味わいたい方
- 完結編から単体でも読み始めたい方、あるいは前作と合わせてシリーズを通して読みたい方
傲慢な第二王子とクールな優等生という組み合わせが、どのように「唯一無二の共犯関係」へと変わっていくのか。あらすじで示された二人の選択を、ぜひ本編で確かめてみてください。
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