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「上司がウリ専で働いている」という衝撃から始まる関係性
本作の軸は、上司である東郷仁がウリ専で働いている姿を、部下の三波鷹臣が目撃してしまうところから始まります。普通なら見なかったことにして距離を置く場面ですが、鷹臣は真実を確かめようと仁を予約してしまう。この行動力というか、真面目さが一周回ってアホに見える瞬間が、作品全体の空気を象徴しています。目撃→確認→なし崩し、という流れ自体がすでにこの二人らしさです。
攻めと受けの人物像がはっきりしている
東郷仁はクールで面倒見が良く、少し適当で面倒くさがり。大の甘党でラーメンが主食という生活感のある一面を持ち、鷹臣のことは可愛い後輩と思っています。ラーメンによく誘うのも、その延長として描かれています。
三波鷹臣は厳つい顔立ちなのに仕事は真面目、真面目すぎて一周回ってアホな男。好きな食べ物はプリンで、仁に対しては信頼があり、ちょっと世話焼き。見た目と中身のギャップが、そのまま物語の勢いになっています。
「助ける」という勘違いが転がっていく
えっちなことも一緒にするはめになった後も、仁を放っておけない鷹臣は強硬手段に出ます。仁さんは俺が助けるんで、と本人の前で宣言してしまうあたり、勘違いから始まる世話焼きが止まらない構図です。仁は呆れつつも、そういう鷹臣を愛おしく思っている。助ける側と助けられる側の認識がずれたまま関係が進むので、二人のやり取りに目が行きます。
電子限定の「その後の話」まで含めて追える
電子限定で「その後の話」が追加されており、また仁が何かを隠しているかもしれない、という流れが用意されています。やっぱり本人に聞くのが一番、今度は直接、と再び首を突っ込もうとする鷹臣の動きがあり、本編の続きとして楽しめる構成です。二人の話については、XやPixiv、FANBOX等でも掲載されていると案内されています。
こんな人に向いているか
- 上司と部下という立場のまま、認識のずれを楽しみたい人
- 見た目は厳ついのに中身がピュアで、行動が一直線な受けを読みたい人
- クールで適当なのに面倒見がいい攻めの、振れ幅のある人物像が気になる人
- 本編に加えて「その後」まで収録された形で読みたい人
アホエロと銘打たれている通り、シリアスに重く沈むより、二人のズレた掛け合いと勢いを楽しむ方向の作品です。勘違いから始まる世話焼きと、隠しごとを抱えた上司の関係を追いかけたいときに向いています。
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