📖 DMM.com BL漫画
発売日: 2026/07/23 | 著者: 門沢実和
▶ 『拗らせ令息はクズ沼から抜け出せない』の試し読み・お得なセール状況をチェック!
ああもう、このタイトルからして期待を裏切らないわね。クズ沼って言葉だけで、どんな底なしの闇が待ってるのか想像しちゃう。これはじっくり味わいたい。
過去の淡い恋心が、数年後の再会で歪んだ形に変わる瞬間
大企業の御曹司・倉成は高校時代、クラスメイトの蓮沼に特別な感情を抱いていました。親友でありながらも心の奥で密かに恋心を育んでいたものの、それを言葉にできないまま時は過ぎます。ある日突然蓮沼からキスをされ、その真意を確かめられないまま卒業と同時に海外へ。そして互いに別々の道を歩むことになります。
数年後、倉成は蓮沼が周囲との関係を全て断ち、連絡が取れなくなったことを知ります。彼はお金の力を使って蓮沼を探し出し、その元へ向かいます。そこで目にしたのは、かつての面影を全く感じさせない、堕落しきった蓮沼の姿でした。変わってしまった蓮沼が許せない倉成は、彼を更生させるべく様々な手段を講じるのです。
「ゆるクズ×生真面目社長令息」って、この対比がもうたまらないのよね。堕落した相手を更生させようとする執着心、それって実は深い愛情の裏返し。わかりみが深い…。
心に刺さる一文──すれ違いの始まりを象徴するキスの意味
特別な感情を抱きながらもしっかりと気持ちを伝えられないままもどかしい思いをしていたが、ある日、蓮沼からキスをされる。このキスの意味がなんだったのか聞けないまま、倉成は卒業と同時に海外へ、互いに別々の道を歩むことに。
この一文が、この物語全体の鍵を握っていると言っても過言ではありません。高校時代の淡い恋心、そして突然のキス。その意味を確かめられないまま時が経ち、数年後に再会した二人の姿は全く違うものになっています。キスの意味が明かされないまま物語が進むことで、読者は「なぜ蓮沼はあんな行動を?」「その後の彼の人生にどんな影を落としたのか?」と、じわじわと謎が深まるような感覚を味わえます。倉成の執着心の根源も、この言葉にならないキスの記憶が原点にあるのでしょう。
もうね、このビターな感じが大人のBLの醍醐味よね。再会してからどうなるのか、ただの修羅場じゃ終わらない深い愛憎劇を期待してしまう。タイトルの「クズ沼」って、実は蓮沼自身の名前とかけてるのかしら? なんて考察も楽しくなる。
