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無反応な幼馴染の「無防備」が、最高の誘惑になる
大学生でゲイの隼人は、一つ年下のノンケ幼馴染・優希に振り回されっぱなし。今日も男をお持ち帰りしたら、我が物顔で部屋のベッドに優希が寝転がっていた、という冒頭から始まる本作。せっかくのチャンスを台無しにされて怒る隼人に対し、優希は気にせず漫画を読み続けるという、その温度差がすでに愛おしい。
「俺がゲイって知ってるはずなのに、無防備な優希へのムラムラとイライラが溜まっていると…『じゃあ手出せば?』と逆に煽られて!?」というあらすじからもわかる通り、無反応な美人幼馴染の「無防備」が、実は最大の煽りになっている構造が堪らない。ノンケの年下幼馴染が、ゲイの幼馴染に対して無意識に(あるいは意識的に?)見せる無防備さは、読んでいるこちら側の心臓にも悪い。
無反応な美人幼馴染の「煽り」が止まらない関係性
本作の魅力は、なんといっても優希の「無反応」に見える行動の数々が、すべて隼人にとっての煽りになっている点だ。男をお持ち帰りした日に限ってベッドに寝転がっている、ゲイだと知っていながら無防備に漫画を読んでいる、怒る隼人を気にしない。そのすべてが「手出せば?」という言葉に繋がっていく流れは、計算されつくした構成と言っていい。
「クソ、その冷めた顔を歪ませてやる…!」という隼人の心の声からも、無反応な優希への焦燥感と執着がにじみ出ている。無反応な相手の「冷めた顔」を歪ませたい、という感情は、関係性の重さの証明であり、幼馴染という近しい距離感だからこそ生まれる執着だ。この煽り煽られの近距離ラブが、本作の核と言える。
年下ノンケ幼馴染との「近距離」が生む、焦れったくも愛おしい距離感
あらすじから見えてくるのは、ゲイである隼人と、ノンケである優希の、幼馴染ならではの近すぎる距離感だ。男をお持ち帰りした日に、それを台無しにするように現れる優希。「我が物顔で」ベッドに寝転がるという表現からも、隼人のプライベート空間に当然のように入り込む、幼馴染という関係性の特権が感じられる。
しかし、この「近すぎる距離感」が隼人にとっては、ムラムラとイライラが同時に募る、なんとももどかしい状況を生み出している。「俺がゲイって知ってるはずなのに」という隼人の思いは、幼馴染だからこそ言えない本音と、それでも近くにいたいという感情の狭間で揺れる。この焦れったさこそ、本作の醍醐味だ。
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