📝 らぶカル TL小説
▶ 『姉の身代わりで公爵様に嫁ぎましたが正体がバレたので逃げようとしたら「ずっと好きだった」と重ための愛をぶつけられてマーキングされてしまいました』の試し読み・お得なセール状況をチェック!
十年越しの初恋が仕組まれた結婚に隠されていた
庭師と駆け落ちした双子の姉の身代わりとして、公爵家に嫁ぐことになったエマ。しかし彼女にとってエドワードは幼い頃に一度だけ会った初恋の人。嘘に罪悪感を抱きながらも、その傍にいられる幸せに浸る日々が描かれていく。
初夜では優しく手ほどきを受け、未知の快感に戸惑いながらも徐々に溶かされていくエマ。しかしその幸福な時間は長くは続かず、エドワードに正体を見破られてしまう。姉を愛していると思い込んだ彼女は、静かに屋敷を去ろうとするのだが——。
そこで明かされる真実は、姉の駆け落ちさえもエマを手に入れるために仕組んだものだったという衝撃的な事実。十年間秘めてきた想いと、執念深く張り巡らせた計画。この「重ため」の愛の正体が、物語の核心にあるのだ。
キャラクターの魅力と関係性
エドワードは名門ルイス家の当主であり、金髪に碧眼の美しい公爵。紳士的で優しい性格の裏側に、エマへの一途な想いと執念深さを隠し持っている。十年前に一度会っただけの少女を忘れられず、彼女を手に入れるためならどんな手も厭わないという危うさが魅力だ。
エマは伯爵家の次女で、おとなしく本が好きな引っ込み思案な女性。明るく社交的な双子の姉と比べられ、両親からはやや疎まれがち。しかし彼女もまた、幼い頃のエドワードへの初恋を十年間ひっそりと胸に秘めていた。両片想いの状態で始まる結婚生活は、互いの想いが通じ合った瞬間から甘く濃密なものへと変化していく。
姉のアイラは自由を求めて駆け落ちするものの、実はエドワードの手引きがあったという設定も興味深い。妹の片想いを知っていた彼女が、エマの幸せを願って駆け落ちを受け入れたという構図も、物語に奥行きを与えている。
正体がバレても逃がさない——執着から生まれるプロポーズ
エマが正体を明かし暇を告げようとする場面で、エドワードは「僕が愛しているのは君だよ——エマ」と告げる。姉とは愛し合っていなかったこと、すべてはエマを手に入れるための計画だったことを明かし、改めてプロポーズするのだ。
この「逃がさない」という執着の表現が、この作品の最大の魅力。普通なら身代わりがバレればおしまいのところを、むしろそれをチャンスに変えてしまう強引さがある。しかしその強引さの根底にあるのは、十年間変わらない一途な初恋なのだ。
想いが通じ合った後の濃密なマーキング
改めて初夜の営みを行い、エマは何度も絶頂し潮吹きしてしまう。エドワードの「君が僕の妻だってこと、ちゃんとおまんこに刻んで覚えさせておこうね」という言葉には、身体ごと自分だけのものにしたいという独占欲と、彼女への溢れる愛情が同時に込められている。
言葉では「マーキング」と表現されているけれど、これは彼なりの「ずっと好きだった」の証明なのだと思う。十年間秘めてきた想いを、今度は身体で伝える。この重ための愛のぶつけ方が、タイトル通り「重ため」で、それでいてどこまでも甘い。