二度目まして、旦那様。離縁の準備はできまして?

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二度目まして、旦那様。離縁の準備はできまして?

発売日: 2026/08/21 | 著者: 月城うさぎ / ウエハラ蜂

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桃香

結婚式以来、顔を合わせない夫の元に乗り込んで離縁状を叩きつける……。もう、この冒頭から私の中の何かが疼いてしまうのよね。

すれ違い夫婦が再会する、離縁から始まる逆転劇

騎士団長であり公爵である夫・ジークハルトと、結婚式以来一度も顔を合わせていない妻・リーゼロッテ。彼女は離縁状を叩きつけるべく、夫のいる騎士団の事務員として潜入するという、実に用意周到なスタートを切ります。

まずは情報収集から始めたリーゼロッテですが、危うい場面を助けてくれた好みの美形が、よりによって当の夫だったことに動揺する展開が待っています。離縁を決意していた女性が、夫の素顔を知ることで揺れ動く心理が、この物語の軸になっていくのでしょう。

「身勝手だとはわかっているが俺の話を聞いてほしい」という夫の言葉には、会えなかった意外な理由と、絶対に離婚したくないという強い執着が込められています。形式的な婚姻から始まった二人が、本当の夫婦に向き合っていく過程が、甘くも歯痒い大人の恋愛として描かれそうです。

桃香

「絶対に離婚したくない」って、この言葉にどれだけの執着が詰まっているのかしら。身分違いの婚約の裏に、こんな熱が隠されていたなんて……。

立場を超えて向き合う、二人の新しい距離感

リーゼロッテは、ただ夫を恨んでいるだけの女性ではありません。離縁状を叩きつけるためとはいえ、自ら騎士団の事務員となり、夫の行動を観察する行動力を備えています。このしたたかさが、彼女の魅力のひとつになっていると言えるでしょう。

一方のジークハルトは、妻と会えなかった理由を打ち明け、離縁を拒む立場です。公爵であり騎士団長という立場から、何かやむを得ない事情があったことがうかがえます。彼の「身勝手だとはわかっているが」という前置きは、自分の非を認めたうえでなお、妻への想いを手放せない心の内を表しています。

あらすじから見えるのは、離縁という形で一度は溝を突きつけ合った二人が、事務員という関係から夫婦としての距離を測り直していく姿です。身分差×契約結婚の裏にある、静かながらも確かな執着が、この作品の読みどころになりそうです。

桃香

事務員として夫を偵察する妻って、もう最高のシチュエーションじゃない? この駆け引きがたまらないのよね。

Q. リーゼロッテが騎士団の事務員になった理由は?

A. 離縁状を叩きつけるためです。結婚式以来一度も顔を合わせていない夫ジークハルトのもとに直接乗り込み、まずは情報収集を始めるために事務員として潜入しました。夫の行動や状況を知ることが、離縁を進めるための第一歩だったと考えられます。

Q. ジークハルトは離縁に対してどう思っている?

A. 絶対に離婚したくないと懇願しています。「身勝手だとはわかっているが俺の話を聞いてほしい」と伝える彼の言葉から、自分の都合で妻を放置していたことを自覚しつつも、それでも妻を手放したくないという強い想いがうかがえます。会えなかった意外な理由を打ち明けることで、リーゼロッテに理解を求めているようです。

Q. 二人が再会したきっかけは?

A. リーゼロッテが騎士団の事務員として働き始めたことがきっかけです。その際、危ういところを助けられた好みの美形が、よりによって当の夫ジークハルトでした。彼女は顔を知らなかったため、夫だと気づかずに接していた可能性が高く、知った後の動揺が描かれています。

桃香

離縁を決めた妻と、離婚を拒む夫。この逆転の構図がもう……。会えなかった理由がどんなものか、想像するだけで胸が熱くなるわ。二人が本当に夫婦になる日を、静かに見届けたくなる作品ね。
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