📝 DLsite TL小説
▶ 『推薦がほしいなら と教授に告げられた私が地下の防音室から出られないまま二年のあいだ同じ部屋で二度ずつ慣らされ奥に種付けされ続けた話』の試し読み・お得なセール状況をチェック!
音大の未来を握られた夜のレッスン室
ピアノ科主任教授・浅生宗一郎の一存で決まる海外への推薦状。卒業まで半年を残す環希実は「指を直す」という名目で、深夜まで誰も来ない地下の防音レッスン室に毎晩残されることになります。防音の扉が閉まれば、声も物音も外へは漏れない。逃げれば演奏家への未来が消える――その一点を握られた状況が、もう絶望的で甘いんです。
鍵盤に重ねられた大きな手が、指を直すふりをする。彼女の弾くための身体をひとつずつ慣らしていくという描写から始まるこの物語は、焦らすように慣らされ、達きそうを止められ、声を殺したまま奥まで貫かれていく展開へ。抗いながらとろとろに堕ちていく身体が、やがて毎晩ここへ呼び出されることを拒めなくなっていく心理の変化が、一人称視点で丁寧に描かれます。
「もう俺なしじゃ弾けない体だろう」と種を注がれる決めゼリフ。翌朝、何食わぬ顔で鍵盤に触れる指に昨夜の感触がまだ残っている――という日常と非日常のギャップが、もう背筋がゾクゾクするほど官能的です。地位を盾にした支配関係が音楽という芸術の世界で繰り広げられる倒錯感が、この作品の最大の魅力だと思います。
キャラクターの魅力と関係性
ヒロインの環希実は22歳の音大大学院生。矜持と将来のあいだで抗いきれない、という設定がまず刺さります。演奏家としての夢を持つ真面目な彼女が、推薦状という将来を人質に取られて少しずつ堕ちていく過程は、読んでいて苦しいほどに丁寧に描かれそうです。一人称視点なので、彼女の揺れる感情や身体の反応がダイレクトに伝わってきます。
対する浅生宗一郎教授は48歳のピアノ科主任教授。数年越しに環へ執着していたというのですから、その執念の深さがたまりません。単なる一時の欲望ではなく、長い時間をかけて彼女を手に入れるための計画を練っていたというのが、執着攻めの魅力を最大限に引き出しています。年齢差26歳というのも、支配関係にさらに深みを与えています。
「指を直す」という名目で身体を慣らしていくという行為は、彼女の芸術家としての純粋な情熱を汚していくようで、その残酷さと背徳感が作品全体を覆っています。教授が本当に彼女のピアノの腕を評価しているのか、それともただ身体が欲しいだけなのか、その曖昧さも含めて沼ります。
「弾くための指」を性の道具に変えられていく倒錯
この作品の核心は何と言っても「弾くための指を性の道具に変えられていく」という倒錯です。音楽家としての未来を掴むために必要な指が、教授によって身体を慣らされるための道具として使われていく。鍵盤に重ねられた大きな手が指を絡め、譜面台に手をつかされる。彼女の芸術的な才能と、純粋に奏でるための身体が、少しずつ性的な感覚に支配されていく過程が描かれます。
「指を直す」という教育的な名目が、次第に性的な従属へと形を変えていく。その過程で彼女自身も、抗いながら身体が反応してしまう自分に気づいてしまう。翌朝、何食わぬ顔で鍵盤に触れる指に昨夜の感触が残っているという描写が、彼女の日常を壊していく感覚を見事に表現しています。芸術と性の交錯が生む背徳感が、この作品を唯一無二のものにしているのです。
防音室という閉ざされた空間が生む逃げ場のなさ
深夜まで誰も来ない地下の防音レッスン室。この空間が持つ意味は非常に大きい。防音の扉が閉まれば、声も物音も外へは漏れない。つまり彼女の悲鳴も、抵抗の声も、誰にも届かない。逃げれば演奏家への未来が消える――その構造が生む圧倒的な逃げ場のなさが、読者の心臓を掴みます。
声を殺したまま受ける執着レッスン。この「声を殺す」という行為が、彼女の置かれた状況の絶望感を物語っています。叫べない、逃げられない、拒めない。そしてやがて毎晩ここへ呼び出されることを拒めなくなっていく。閉鎖空間での支配と屈服の過程が、段階的に濃くなる性描写とともに描かれていく構成は、読者を一気に物語の世界へ引き込みます。
PRESENTED BY DLsite / Novelove Affiliate Program





