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発売日: 2026/09/11 | 著者: 割り箸ゲリラ
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待って。「股間が反応したから」で押し倒すって、その理由で攻めが動くの反則でしょ……。当て馬体質の受けが、ヤリチンに捕まる流れ、もう最高。
当て馬にされる男が、当て馬にしない男に捕まる話
宝条千慧は、好意の有無に関わらず高確率で「当て馬キャラ」にさせられてしまう体質の持ち主です。特定の相手なんて一生できないだろうと思っていた矢先、ヤリチンで有名な望月瑛空に押し倒されてしまいます。しかもその理由が「股間が反応したから」。理屈も脈絡も飛び越えた、あまりに不躾な導入です。
当て馬にされ続けてきた人間が、当て馬にしない相手と出会う。この構図だけで関係性の重さが約束されています。押し倒す側の望月が、果たして宝条を「都合のいい相手」として扱うのか、それとも別の何かを見出しているのか。ギャグの皮をかぶった執着の気配が、あらすじの時点で滲んでいます。
SNSで話題沸騰という触れ込みも納得の、ハイテンション・ギャグBL。描き下ろしが100ページ以上収録され、待望の書籍化に至りました。テンポで畳みかける笑いの中に、当て馬体質という切ない設定が効いています。笑わせながら、ふと胸の奥がざわつく。その落差がこの作品の武器です。
「当て馬にされ続けた男」って設定、嫌いな人いないでしょ……。しかも押し倒すのがヤリチン。もう、解釈一致。これは神。
見どころ
- 「股間が反応したから」という動機:感情でも状況でもなく、身体反応ひとつで押し倒す望月の行動原理。ここから始まる関係が、打算なのか本気なのか、読む側の解釈を揺さぶり続けます。
- 当て馬体質の宝条が選ばれる側に回る瞬間:誰かの恋を引き立てる役割を押し付けられてきた男が、望月にとっては当て馬ではない。立場が反転するときの表情や目線に、きっと感情が宿ります。
- ギャグとシリアスの配合:ハイテンションな掛け合いで笑わせつつ、当て馬という設定の切実さが底に流れています。100ページ超の描き下ろしで、そのバランスがどこまで深まるのか見逃せません。
こんな人におすすめ
- ✅ 執着や独占欲の気配を、ギャグの中から拾い上げたい人
- ✅ 「当て馬」という立場に理不尽さを感じたことがある人
- ✅ 笑いながら関係性の重さに沈む、あの感覚が好きな人
当て馬にされ続けてきた男が、当て馬にしない男に捕まる。これだけで私は読みます。ギャグの勢いで押し切りながら、関係性の芯は重い。ハッピーエンドを信じて、望月の本気がどこで露呈するのか見届けたい。ヤリチンが本気になる瞬間、一番滾る。




