📝 らぶカル BL小説
道具の名前も体位の順番も省かない——記録としての熱量がすごい
本作は、男性が自ら望んで「メス」へと至る過程を描いた約二千七百字の短編BL小説です。始まりは二十二歳の春、ネットで浣腸キットとローションとディルドを注文した好奇心。腸内を洗い、初めて自分の後孔に指を沈めるところから、この記録は一切を省略せずに綴られていきます。
しかし種はもっと前に蒔かれていました。女性風俗で嬢の指にアナルを掻き回された時、彼の口から漏れたのは低い唸り声ではなく、女の子みたいな声だったと指摘されたその一言。それが身体の奥に根を張っていたのです。身長百七十九センチ、細身で脇も脚も剃刀で落とし、黒のキャミソールワンピースと女性用の紐パンティを身に着ければ、首から下は紛う方なき女。顔だけはどうにもならないから、外へは出ず密室で変身する日々。
やがてディルドでは足りなくなり、掲示板で相手を探し、シティホテルの一室で中年男性と対面します。バック、騎乗位、立ちバック、正常位——体位の順番まで省かずに書かれた記録。初回はゴム越し、そして二十五歳の頃に生で中に出される願いが叶うまで。無理やりの要素はなく、脅されも騙されもせず、自分で望んで辿り着く話です。救済も破滅もなく、後戻りもしません。
Q. 主人公が「女の子みたいな声」を意識するきっかけは何ですか?
A. 女性風俗で嬢の指にアナルを掻き回された時、彼の口から漏れた声に対して「女の子みたいな声出てる」と嬢が無邪気に言ったことがきっかけです。あらすじによれば、その一言が身体の奥に根を張っていたとされています。低い唸り声ではなく女の子のような声が出てしまったという指摘が、後の彼の在り方に繋がっていく起点として描かれています。
Q. 初めての実行為で相手はどのような人物でしたか?
A. あらすじでは、待ち合わせはシティホテルの一室で、相手は落ち着いた物腰の中年男性だったと記されています。バックで腰を掴まれ揺さぶられ、自分で動いてみてと促されて騎乗位、壁に手をつかされ身長差のある男に全体重で支えられながら下から突き上げられ、最後は正常位。男の首に腕を回し体重を全身で受け止めた瞬間、彼は自分が完全にメスになったことを知ったと描かれています。
Q. ゴム越しの初回から生の中出しに至るまで、どのくらいの期間が描かれていますか?
A. あらすじによれば、初回はゴムを着けて行われ、分厚いゴム越しでさえ下腹に広がる熱に多幸感を覚え、「これは邪魔だ」「生で中に出されたい」と確信したとされています。その願いが叶ったのは二十五歳の頃。二十二歳の春に始まった行為から数えて約三年の月日が流れています。内臓が侵食されるような熱さと精液の重みは、今もなお身体の奥底に棲みついていると綴られています。





