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発売日: 2026/09/25 | 著者: 柿原揚子
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「高校生にもなって泣き虫」って秘密、それだけで刺さる。隠すのを手伝ってくれてる相手に片思いしてるって……その時点でもう、あたしの心は持ってかれた。
秘密を共有する距離感から始まる、こじらせ初恋
本作の主人公・浦沢瑠生は、「高校生にもなって泣き虫」という自分の秘密を抱えています。その秘密を隠すことに協力してくれているのが、夏野柚紀という存在です。瑠生はそんな夏野に、ひそかに思いを寄せていました。
秘密を共有している、という関係性がすでに特別です。誰にも言えない一面を知っている相手。そこに恋心が重なれば、もつれて当然だと思います。あらすじから伝わってくるのは、そうした二人のあいだにある、近くて遠い距離感です。
しかし物語はそこで穏やかには進みません。瑠生は夏野が「素直で優しい人」に片思いをしていることを知ってしまいます。自分とは正反対だとショックを受けた瑠生は、思わず大胆なことをしてしまって――という流れに、もう先が気になって仕方ありません。
「自分とは正反対」って認識、しんどい。でもそこで黙ってないのが瑠生。大胆なこと……何をしたの。冒頭のこの一文だけで、あたしはもう本編を開く手が止まらない。
見どころ
- ぐいぐい陽キャ×こじらせぼっちの対比:夏野は周囲を引っ張る陽の存在、瑠生は秘密を抱えてこじらせるぼっち。この正反対の二人が、秘密という共通点で繋がっている構図そのものが、関係性の熱を感じさせます。
- 「自分とは正反対」というすれ違いの核心:夏野の片思いの相手が「素直で優しい人」だと知った瑠生のショック。この認識のズレが、物語を動かす強い推進力になっています。ここが丁寧に描かれていそうで、期待が膨らみます。
- 衝動が引き起こす「大胆なこと」:ショックのあまり思わず取ってしまった行動が、二人の関係をどう変えるのか。あらすじでは明かされていないこの一手が、初恋の行方を左右する鍵になっているはずです。
こんな人におすすめ
- ✅ 秘密を共有している相手への、言えない恋心の揺れを追いかけたい人
- ✅ 陽キャとこじらせぼっち、正反対の二人の初恋がどう転ぶのかを見届けたい人
- ✅ 「自分とは正反対」というすれ違いから、登場人物が衝動的に動いてしまう瞬間に惹かれる人
あらすじの時点で、秘密・片思い・すれ違い・衝動、全部揃ってる。しかも「行方はいかに」って……そりゃ気になる。夏野が瑠生の何を見て、瑠生がその一歩をどう踏み出すのか。ぐいぐい来る陽キャが、こじらせた相手にどう向き合うのか。そこが丁寧に描かれてたら、あたしはもう、何度でも読み返すやつ。単行本で一気に追いたい。





