📖 らぶカル BL漫画
発売日: 2026/10/05 | 著者: albedo/おまめ/YURIKO/ガゥ/だいきち | サークル: みかん箱舟 | 34P
▶ 『クルビアン・アドヴォカート出張版』の試し読み・お得なセール状況をチェック!
「テラ世界のゲイ雑誌」という妄想テーマ……この一言で、もう夜更かし確定なのよね。寄稿者が四人いるアンソロというのも、いい。雑誌をめくる感覚で作家的に違う色気を味わえるってことですもの。
「テラ世界のゲイ雑誌」という枠組みが効く一冊
本作は、アークナイツのキャラクターであるマウンテンとワイ・テンペイを、「テラ世界のゲイ雑誌」という妄想テーマで描いたBL漫画です。アンソロジー形式で構成されており、複数の寄稿者がそれぞれのページを担当しています。
寄稿しているのは、おまめ様、YURIKO様、ガゥ様、だいきち様の四名です。本文は30ページ。原作のシナリオや設定とは一切関係のない、独立した妄想世界として描かれている点が明記されています。
雑誌という形式を借りているため、一冊の中に作家ごとの温度差や切り口の違いが同居します。同じキャラクターでありながら、ページをめくるたびに視線の当て方が変わる。その落差そのものが、この作品の読みどころになっています。
雑誌の体をとっているから、一冊で何人もの作家の「マウンテン」と「ワイ・テンペイ」に会えるわけ。同じ人物なのに、描く人によってここまで色気の出方が違うのか、と静かに噛みしめてしまうわ。
見どころ
- 雑誌という枠が生む作家ごとの温度差:四人の寄稿者がそれぞれのページを担当しているため、一冊の中に複数の視線が同居します。同じキャラクターを扱いながら、切り取る角度も湿度も異なる構成そのものが読みどころです。
- 妄想テーマとして割り切った世界観:原作のシナリオ・設定とは一切関係がないと明言されているため、原作を知らなくても「テラ世界のゲイ雑誌」という遊びの枠組みだけで楽しめます。制約のない妄想だからこその振り切れた味わいがあります。
- 30ページに凝縮されたアンソロの密度:本文30ページという短尺に、複数作家のページが詰まっています。長編では味わえない、ページ単位での切り替わりと余韻の短さが、逆に雑誌らしい読み心地を生んでいます。
こんな人におすすめ
- ✅ アークナイツのキャラクターを、原作設定から解き放たれた妄想として楽しみたい方。
- ✅ 一人の作家の長編ではなく、複数の作家の切り口を一冊で味わいたい方。
- ✅ 「雑誌」という入れ物そのものをテーマとして提示する構成に惹かれる方。
妄想を「テラ世界のゲイ雑誌」という入れ物に落とし込む発想が、もうずるいのよね。雑誌って、自分の部屋でこっそりめくる時間まで含めて作品じゃないですか。ページをめくる手つきまで想像してしまう。四人それぞれの湿度がどう重なるのか、噛みしめながら読みたい一冊です。




