📖 DMM.com BL漫画
発売日: 2026/09/30 | 著者: かさいちあき
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地雷系の子が「好き」を自覚した途端、好き好きオーラが止まらなくなるって……その落差だけでご飯三杯いけるわ。しかも受け止める側が全力で来るのよ。
地雷から恋へ、自覚した瞬間の甘い暴走
本作は、’地雷’と’ドキドキ’が繋がって自分の恋心に気づいた涼が、藍士への想いを隠しきれずに毎日を過ごす姿を描いたBL漫画です。恥ずかしがりながらも精一杯に想いを伝える涼に対し、藍士は「なんでもぶつけていーよ」と全力で受け止めます。想いが溢れる側と、それを受け止めきる側。この構図が丁寧に描かれているのが魅力のひとつです。
物語の後半では、涼の二十歳の誕生日が近づき、涼父の提案で藍士やパリピ友達を呼んでお祝いすることに。初めてのパーティーに期待と不安を抱える涼が、みんなをどう誘えばいいのか戸惑う場面も。そんな涼に藍士が放つのは「俺以外に可愛い顔見せるの禁止」という独り占め宣言です。独占欲なんて地雷と拒んでいたはずの涼が、胸の奥ではうれしさを感じてしまう。その揺れ動きが丁寧に積み重なっていきます。
「独り占め宣言」って言葉の温度がもう……。本人は地雷って拒んでるのに、心の奥で嬉しがってる涼くんの正直さよ。この矛盾を抱えたまま二十歳を迎えるの、ずるいわ。
「俺以外に可愛い顔見せるの禁止」——その一言に宿る執着
独占欲なんて地雷!と拒んでいたはずなのに、胸の奥ではうれしさも感じてしまう涼で…
この一文が刺さるのは、涼の感情が「拒否」と「歓喜」の二層構造で描かれているからです。表面では地雷と拒みながら、奥では嬉しい。つまり涼自身が、藍士の独占欲を嫌いきれていない。自分の気持ちに正直になれないまま、それでも心が反応してしまう。この描写は、恋心を自覚したばかりの人間の不器用さを丁寧に掬い取っています。読者は涼の戸惑いに共感しつつ、藍士の一途な独占欲にも惹かれてしまう。相反するふたつの感情を同時に味わえるのが、この作品の醍醐味です。
陽キャの藍士くんが、涼くんの二十歳の誕生日をきっかけにどんどん独占欲を加速させていくのよ。受け止めるだけの男じゃなくて、囲い込みにいく男。この変化がたまらないの。まだ知られてないのがもったいないくらい。表紙の下の画像や電子限定の描き下ろし4ページまで含めて、じっくり味わいたい一冊よ。




