📖 DMM.com BL漫画
発売日: 2026/10/10 | 著者: 鬼嶋兵伍
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え、待って。Ωが強いって、それだけで最高じゃないですか……!? しかもプロレスで、αが声を届けられなくて、それでも立ち上がるΩをずっと見てるって……。あたしの心臓、もう持たないんですけど!!
目次
「Ωが強くて何が悪い!」——強さと弱さが交差するオメガバース×プロレス
本作は、プロレスを舞台にしたオメガバースBL漫画です。恋人同士となった大城志珠万と成瀬蒔人。想いを確かめ合ったはずの二人ですが、蒔人は自分がαであることに罪悪感を抱え続けています。そんな中で迎えるギルフォードとの再戦が、物語の大きな転機となります。
αなのに罪悪感……? そこがまず刺さります。だって普通、αって立場が上みたいに扱われるじゃないですか。なのに蒔人は自分を責めてる。その時点でもう、ただの強弱じゃないんですよね。
声を届けられない——すれ違う想いと、それでも立ち上がる姿
再戦のリングで、シズマは自らを奮い立たせるために蒔人の【声】を求めます。しかし過去の傷に縛られた蒔人は、どうしてもその声を届けることができません。それでも何度倒されても立ち上がり、自分らしく戦い続けるシズマ。そのひたむきな姿が、蒔人の閉ざしていた想いをあふれさせます。
声を届けられないって、もどかしすぎませんか……!? 大好きな人が頑張ってるのに、自分が原因でその背中を押せないなんて。でもシズマが倒れても倒れても立ち上がるの、それだけで泣ける。ようやく声援を送れた瞬間、あたしも一緒に叫びたい気持ちでした。
リングの外で露わになる、普段とは違う激しさ
試合を終えた夜、蒔人はギルフォードへの嫉妬をあらわにし、普段とは違う激しさでシズマを求めます。自分の力が愛する人を支えられると知った蒔人は、シズマを支えるためにプロレス団体で働く道を選びます。そして長く胸に秘めていた過去をシズマへ打ち明ける——という流れが描かれます。
嫉妬を露わにする蒔人、きた……! 普段は罪悪感を抱えてる人が、ここぞというときに感情をあらわにするの、胸きゅんすぎる!!! しかもその後の「支えるために働く道を選ぶ」って。行動で示すの、ずるい。過去を打ち明けるところも、もう全部持っていかれます。
収録内容と、こんな読者に刺さる一冊
本巻にはROUND.6〜ROUND.10に加え、描き下ろしのエピソードゼロが収録されています。単行本カバー下画像、さらに電子限定で描き下ろし漫画1ページも収録される構成です。オメガバースでありながら、力関係の逆転や葛藤を軸にした関係性を追いたい方、プロレスという闘いの場で心が通い合う瞬間を味わいたい方に向いています。
エピソードゼロ、絶対に読むべきやつです。だって「過去の傷」の理由がそこでわかるんでしょ……? 蒔人が何を抱えてきたのか、シズマがどう受け止めるのか。もう覚悟して読みます。ハンカチ必須。





