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発売日: 2026/10/09 | 著者: えむえむお
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キスのアクシデントから「姫」役とか、もう冒頭から情報量が多すぎる。しかも王子様が忘れられない初恋の人を抱えてる……推しが多すぎて情緒が終わる。あたし、この漫画読む前から情緒おかしい。
「王子様」×「頑張らない」男子、キスから始まる文化祭公演
本作『ヒメオチ・カーテンコール』は、ひょんなことからキスをしてしまった二人が、文化祭の演劇公演をきっかけに距離を縮めていくBL漫画です。「頑張らない」をモットーに高校生活を送る光と、演劇部部長で「王子様」と呼ばれる統真。事故のようなキスをネタに、半ば脅される形で光は文化祭公演の「姫」役を演じることになります。
「姫」役をやらされる流れがもう最高。脅されて渋々舞台に立つ光の心情、めちゃくちゃ見たい。舞台って逃げ場ないから、そこで向き合うしかなくなるんですよ……。
練習の中で見えてくる、統真の素顔と「欲」
物語の軸となるのは、練習を通じて光が統真の別の顔に触れていく過程です。普段は「王子様」として完璧に見える統真が、演劇に打ち込む真剣な姿や、光にだけ見せる「欲」のようなものを少しずつ見せていきます。一方で、統真には忘れられない「初恋の人」がいるらしく、その存在が二人の関係に影を落とします。
自分にだけ見せる「欲」。これ、資料に書いてあるだけで震える。普段は完璧な王子様が、特定の相手の前でだけ崩れるやつ。作者さん、わかってる……絶対わかってる。
「初恋の人」の存在が気になる、選択と向き合う物語
統真の中にいる「初恋の人」の存在は、光が統真に惹かれていくほど、二人の関係に複雑さをもたらします。演劇という「役を演じる」場だからこそ、素の自分と役の自分、相手の本心と見せている顔との境界が揺れ動きます。キスのアクシデントから始まった関係が、練習を重ねる中でどのように変わっていくのかが見どころです。
初恋の人がいるのに、目の前の光に惹かれていく統真……その揺れ、たまらない。演劇って「役」を介すからこそ、本音が滲む瞬間があるんですよ。そこを丁寧に描いてくれてたら、あたしはもう……。
こんな人に刺さる作品
- 「王子様」な攻めが、特定の相手にだけ本音や弱さを見せる関係性が好きな方
- 演劇・舞台を舞台装置にした、役と素の自分が交差する物語を読みたい方
- キスから始まる関係が、練習や共同作業を通じてゆっくり変化していく過程を追いたい方
- 「初恋の人」の存在が絡む、すれ違いや選択を描いた物語に惹かれる方
あたし、こういう「役を演じることで近づく」構図が本当に好きで。舞台上と舞台裏、どっちの二人も見られるの、贅沢すぎませんか。この漫画、まだ知られてないのがもったいない。もっと広まれ……!





