🎧 らぶカル TL/乙女ボイス
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「叱られたい」という禁断のおねだりが、溺愛の裏側を暴いていく
本作は、半年前まで編集者と作家という関係だった二人が恋人同士になり、同棲を始めて2ヵ月という設定から始まります。主人公であるあなたは真面目で頑張り屋。絵本作家の叶沖嗣は自由人でマイペース、生活力もないけれど、あなたを甘やかすことが大好きな恋人です。
ところが同窓会で「付き合ってから喧嘩すらない」と友人に驚かれたことをきっかけに、あなたは「普通の恋人同士はどうなんだろう」と漠然とした不安を抱えてしまう。その変化にいち早く気づいた沖嗣が半ば強引に事情を聞き出し、あなたはおそるおそる悩みを打ち明けることになります。
そこで返ってくるのが「そういうのを本気で悩んじゃうところかな?可愛すぎて我慢できなくなっちゃうよ」という言葉。さらに「悩みを一人で抱え込むところは、メッてしたくなる」と続くのですから、もう序盤から空気が一変します。優しいだけだった恋人が、初めて「叱る」側に回る瞬間。ここが本作最大の転換点です。
叶沖嗣という男の「二面性」がたまらない
沖嗣は26歳の絵本作家で、独特な絵のタッチと話で子供にも大人にも人気がある人物。天然で自由人、感情の赴くままに動くタイプです。あなたと出会う前は他人に興味が薄く、自分の気持ちを表に出さないことが「誰にでも優しい人」という評価につながっていました。
しかし、礼儀作法や躾に厳しい家庭で育ったという背景が、彼の中に眠っていた「叱る」という行為を呼び覚まします。普段はおっとりとした優しい話し方なのに、叱るときはその癖が出る。このギャップが、ただの甘い恋人関係では終わらない深みを生んでいます。
自覚はないけれどS寄り、というのも納得。あなたを甘やかすのが大好きなのに、その延長線上で「躾ける」という行為に没入していく。彼自身も知らなかった一面が、あなたのおねだりによって引き出されていく構成になっているのよね。
「叱られエッチ」から「ヨシヨシエッチ」への落差が極上
トラック3では、あなたからの可愛いおねだりに応える形で、ちょっとエグめな叱られエッチが展開されます。「自分でスカートを捲って」という羞恥煽りから始まり、目隠し、スパンキング、オナニー指示、耳舐めとクリ責め、そして体重をかけた叱られ寝バックへ。叱りながらも、その行為の端々にあなたへの執着が滲んでいます。
そして迎えるトラック4。自分なりにたくさん叱った分、今度はうんと甘やかしたいと沖嗣が言い出すのです。「たくさん叩いちゃってごめんね……?」と赤くなったお尻にキスをし、甘やかしクンニへ。叱られてばかりだったあなたが、今度はとことん愛される側に回る。この振り幅こそが、本作の一番の贅沢なポイントです。
最後のトラック5では、お布団の中で沖嗣から普段は聞けない本音が語られます。「俺も、君と同じで自分が知らなかった気持ちに気づけたワケだしさ」という言葉が、この作品全体のテーマを静かに締めくくっているのよね。





