🎧 らぶカル TL/乙女ボイス
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写真館から始まった恋が、今は「おかえり」を交わす毎日へ
就活に悩んだ主人公が、思い切って街の小さな写真館を訪ねたことから物語は動き出します。撮影の緊張をほぐす店主の穏やかな会話に、抱えていた焦りを思わずこぼしてしまった主人公。その言葉を最後まで優しく受け止めてくれた彼の存在が、出来上がった写真以上に心に残っていく——という流れがもう、丁寧で温かいんです。
その写真をきっかけに採用選考を突破し、念願の内定を手にした主人公は、真っ先に写真館へ報告へ向かいます。自分のことのように喜んでくれる店主に、半ば強引に食事へ誘ったのは主人公のほう。そこからふたりで出かけるようになり、やがて恋人同士へ。今では同じ屋根の下で暮らしながら、仕事で困難に直面した日も変わらない優しさに支えられる日々を送っています。
作品タイトルにある通り、これは「頑張り屋さんなあなた」と「そんなあなたを大きな愛で抱きしめる10歳年上の彼」の物語。野咲陽路(CV.緑緑緑)は身長185cmのフォトグラファーで、写真館を経営しています。彼女と一緒に飲むコーヒー、彼女との散歩、彼女と過ごす時間のすべてが好き。早起きは苦手だけど夜更かしは得意。そんなスパダリ気質の彼が、彼女のことを「自分にはもったいないくらい」と思っているのがもう……ずるくないですか。
「凹むのも真剣だって証拠だよ」——肯定から始まる甘やかし
あらすじで紹介されている彼のセリフが、もう本当にずるい。「…おいで」「よく頑張ったね」から始まり、「凹むのも真剣だって証拠だよ。一生懸命頑張ってない人間がそこまで凹む?」と続くんです。落ち込んでいる主人公を否定せず、その努力ごと肯定してくれる。しかも「だから君はおおいに頑張ってる。だから、今度はおおいに甘やかされる番」と、甘やかされることを当たり前のように差し出してくれる。この流れだけで、どれだけ救われる人がいるか。
写真館という出逢いの場所が、ふたりの原点として生き続ける
この作品の好きなところは、出逢いの場所が消えないこと。主人公が内定を獲ったとき、真っ先に向かったのは写真館でした。彼が経営するその場所は、ただの撮影スタジオじゃなくて、ふたりの関係が始まった大切な原点なんです。そして今、彼は「店主」から「大切な恋人」へ。同じ屋根の下で暮らしながら、仕事で困難に直面したときも変わらない穏やかさで支えてくれる。日常の中に、あの写真館での出逢いがずっと息づいているような、そんなあたたかさを感じます。





