📝 らぶカル TL小説
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手術室の「七番の鬼」が、賭けの翌日に「ありがとう」と言った
本作は、大学病院の手術室看護師・佐倉美緒(27)と、心臓外科医・神崎透(34)の賭けから始まるTL小説です。器械出しを任されて二年の美緒にとって、執刀医の神崎は「次」「違う」「遅い」しか口にしない相手。院内一の腕を持つ一方で礼の一つも言わないため、看護師たちからは陰で「七番の鬼」と呼ばれています。
梅雨入りの夜、雨の日だけ寄る路地裏のバーで隣に座ったのは、眼鏡をかけた素顔の神崎でした。酔った勢いでコースターに書いた「手術室で『ありがとう』と言えたら何でもする」という賭け。翌日、手術を終えた手術室で、彼は手袋を外しながらあっさりと言ってのけます。凍りつく手術室。そしてその夜、バーで待っていた神崎が告げるのは「賭けは俺の勝ちだ。一晩、付き合え。お前に言いたいことが、二年分溜まってる」という言葉でした。
「嘘とお世辞は言わない」——だから彼の言葉は、全部本当
神崎の信条は「俺は嘘とお世辞は言わない」ということ。だからこそ、彼が口にする褒め言葉は全部本当、という関係性が本作の軸にあります。手術室では一言の無駄口も叩かない人が、美緒の前でだけ言葉を尽くす。「どこがいい。……言え」と迫る場面もあり、言葉責めを中心に据えたやりとりが展開されます。
作品仕様として、プレイ内容には言葉責め(甘め)・焦らし・眼鏡・「言わせる」・名前呼びなどが挙げられています。性的な場面はすべて病院の外で描かれ、医療の描写は物語の背景に留めているとのこと。ハッピーエンドが明記されており、主人公が傷つけられる展開や無理やりな描写はないと案内されています。
雨の夜ごとに進む、梅雨明けまでの賭け
目次は「梅雨入りの夜」から「梅雨明け」、そして「一年後の梅雨入り」まで全10章で構成され、番外編「三回、先に帰った(神崎視点)」も収録されています。第3章「一晩ぶんの言葉」、第5章「言わせたい」、第6章「雨宿り」、第8章「理由を言いに来た」、第9章「梅雨明け」には性的描写ありの印が付いています。本文は約76,000字、PDF265ページ(縦書き・文庫サイズ)。体験版は第1章〜第2章を収録しています。
神崎視点の番外編が用意されている点も、本作の特徴のひとつ。言葉が少ない彼の内側がどう描かれるのか、本編との対比が気になるところです。表紙イラストは生成AIを使用、本文も一部に生成AIを使用し、作者が加筆・修正したと明記されています。登場人物は全員成人で、フィクションとして実在の人物・団体・病院・店舗とは関係ないとされています。
こんな人におすすめ
- 職場(手術室)という緊張感のある舞台で、仕事の顔と素顔のギャップを楽しみたい方
- 口は悪いけれど嘘をつかないヒーローが、言葉でじっくり口説く関係性を読みたい方
- 焦らしや「言わせる」やりとり、眼鏡越しの視線が好きな方
- 重い展開や報われない恋愛ではなく、安心して読めるハッピーエンドを求める方
手術室では無口な執刀医が、バーでは別人のように言葉を尽くす。その二面性と、賭けという分かりやすいフックが本作の入り口です。梅雨の夜に始まり、雨の夜ごとに進んでいく関係の行き先を、目次と仕様から追いかけてみてはいかがでしょうか。





