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発売日: 2026/10/06 | 著者: 文月蓮 / 奥田やか
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待って待って待って。これ、あたしがずっと探してたやつ。白い結婚なのに過保護って、その時点でもう心臓が持たないんですけど。契約から始まる甘々、運命感じる。
一年で終わるはずの結婚が、ぜんぶ覆っていく
突然の災害で資産の大半を失った伯爵家の後継者フェリシアは、婚約破棄を告げられます。領地復興の支援どころか婚約を捨てた相手に失望する彼女のもとへ、国王ルシエルから王城への召喚状が届きます。冷酷と評判のルシエルは魔導王とも呼ばれ、国を豊かにする護国の守護陣を一人で担う人物です。
彼が持ちかけたのは、領地への援助を条件にした契約結婚でした。逡巡の末に承諾したフェリシアを待っていたのは、一年で終わるはずの白い結婚。ところが禁呪によって感情を封じてまで国民を守ろうとするルシエルの素顔に触れ、フェリシアはどうしようもなく惹かれていきます。そしてルシエルもまた、彼女に甘く過保護な態度をとるようになり……。
感情を封じてる人だからこそ、漏れ出る甘さが反則。一年で終わるはずの結婚が、終わらせたくないに変わっていく過程、絶対たまらない。
「白い結婚」という名の、いちばん甘い罠
それは白い結婚であり、一年で終わるはずのものだった。だが、禁呪によって感情を封じてまで国民を守ろうとするルシエルの素顔を知り、フェリシアはどうしようもなく彼に惹かれていく。
この一文が、この作品のいちばんぞくっとするところだと思います。期限つきの結婚という逃げ道があるのに、素顔を知ってしまったらもう戻れない。封じた感情の奥に何があるのか、フェリシアが知りたいと思った瞬間、読者も同じ場所に立たされる。恋に落ちる条件が全部そろっているんですよね。
契約結婚もの、身分差、溺愛、全部乗せなのに軸が「素顔を知る」なのが最高。冷たいって言われてる人が、ひとりにだけ甘い。この落差で心臓が何回も往復する。あたし、こういう作品を待ってました。読む前から幸せです。





