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深夜の宅配ボックスから始まる、義兄弟の秘密
本作は、社会人一年目で二十三歳の陸と、二十七歳の義兄・智也の関係を描くBL小説です。物語の発端は、深夜一時前に届いた宅配ボックスの荷物。家族が寝静まったあと、こっそり取りに行くつもりだった陸の荷物を、宛名が「夏目様」だけだったために、智也が自分のものと勘違いして開けてしまいます。
中から出てきたのは、レースのショーツとおりものシート。ここで明かされる陸の秘密が、物語の核になります。陸は「下だけ女の子の体なんだ」と告げ、自分はカントボーイだと智也に打ち明けます。驚いて固まる智也の前で、陸は隠していた体を見せ、智也は遅れて欲情を隠せなくなっていきます。
カントボーイという設定が生む、独自の関係性
本作の特徴は、陸がカントボーイであるという設定にあります。体のつくりにコンプレックスや秘密を抱えながら、義兄にだけそれを明かす。血のつながりのない義兄弟という距離感と、家族の中で隠さなければならない秘密という構図が重なります。
公開されているあらすじでは、ショーツを穿かせて擦りつけ合い、二人同時に達する場面や、スウェットの中で暴発して照れる智也に陸が吹き出す場面が描かれます。乳首、指、二階から降りてくる母の声、クリを吸う舌、古いソファの上での行為、最後は奥への中出し。ドアを三回ノックされる朝の場面まで、二人だけの時間が続いていく流れが示されています。
エロと甘酸っぱさが同居する、義兄弟の物語
あらすじでは、智也が陸の体を見て欲情を隠せなくなる流れと、陸が智也の反応に吹き出すような、年齢や立場を超えたやり取りが示されています。恥ずかしさと親密さ、秘密と欲情が同時に進む点が、本作ならではの読みどころです。
カントボーイという体の設定、義兄弟という関係、深夜の宅配ボックスという導入。これらが組み合わさることで、単なる恋愛とは異なる、隠しごとを抱えた二人の距離の縮まり方が描かれます。エロティックな場面と、甘酸っぱい心情が交差する物語を求める読者に合う作品です。
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