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📝 DLsite TL小説
▶ 『染み抜き屋の私が写真館のネガ室で自分の没カットの箱を嗅ぎ当てたら店を閉めた二代目に『もう声を出していい』とクリ責めでイかされ続けてるんだけど!?』の試し読み・お得なセール状況をチェック!
匂いで見抜くヒロインと、無言の執着を溜め込んだ写真館の二代目
本作は、商店街のクリーニング店を継いだヒロイン・浜田ちよの(31歳)を視点人物に据えたTL小説です。彼女は家業の染み抜きを一手に引き受け、布に鼻を寄せて醤油か汗か古い油かを見分けるという、独特の仕事を持つ人物。そんな彼女が、向かいの写真館の二代目・高野一真(40歳)と、閉店後のネガ室で向き合うことになります。
物語の軸になるのは、商店街の暦に載せる店先の写真です。店を継いだ年から七年、ちよのの店を撮り続けてきたのが高野さん。今年は「去年までの分と並べないと今年の一枚は決まらない」と言われ、彼女は閉店後のネガ室へ通うことになります。印刷所の締めまでは十日。卓に並ぶベタ焼きは、夜ごと一年ぶんずつ増えていきます。
ネガ室にあった「酢の匂いのしない棚」の意味
ネガ室には古いフィルムの酢の匂いがこもっています。その中で、ちよのが見つけたのは、一段だけ酢の匂いのしない棚でした。何度も出し入れされている棚の匂い。開けた箱に入っていたのは、目をつむった一枚、笑い崩れた一枚、暦には載らなかった七年ぶんの彼女ばかり。高野さんの執着は、説明の言葉を一つも持たないまま、そこに詰まっていました。
染みの正体を匂いで見分けるヒロインだからこそ、「ここだけ薄い」という違和感に行き着く。この設定の組み合わせが、本作ならではの導入になっています。
シャッターが下りたあと、「もう声を出していい」と言われて
表に客の気配があるあいだ、ちよのは声を殺します。シャッターの下りる音のあと、高野さんから「もう声を出していい」と言われ、指先でクリを転がされるたびに、堪えていた声が暗がりへ出ていく。何度イかされても、もう一度とねだったのは彼女のほうでした。声我慢の緊張と、そのあとに訪れる解放が、この作品の大きな読みどころになっています。
締めの前の晩、ちよのは暦に載せる一枚を自分で選び、箱を元の段へ戻します。選ぶという行為に、彼女なりの答えが込められているようです。
こんな読者におすすめ
- 年の差のある相手に、静かに見守られていたい人
- 声を殺す緊張感と、そのあとの解放の落差を味わいたい人
- 言葉にしない執着が、ある日を境に形になる展開を待っていた人
- ヒロインが自分の意思で最後の一枚を選ぶ、そんな余韻まで読みたい人
全52ページのR18作品です。商店街という日常の舞台で、写真と匂いというモチーフが静かに効いてくる構成。甘いだけではない、じっとりとした空気感をまとったTL小説を探している方に合いそうです。
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