📖 らぶカル BL漫画
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「俺が受なんですか?」攻だと思い込む受けが選ぶ、自分自身の開発という一途な愛
付き合っているのに、恋人らしい触れ合いがほとんどない成央と伊都。先に進みたい成央は距離を詰めるものの、「困る」と拒まれてしまいます。手を伸ばせば届く距離にいるのに触れられないもどかしさは、恋人同士の間で起こる切ないすれ違いそのものと言えるでしょう。
理由もわからないまま悩むなか、成央は「抱かれることに恐怖心があるんじゃないか」と指摘されます。そこで彼は受の気持ちを理解したい、伊都を抱きたいという一心から、なんと自分自身の開発を決意してしまうのです。相手を思うがゆえの行動とはいえ、その決断には驚かされます。
本作は、受が自分を攻だと思い込んでいるという点が大きな特徴です。攻としてのプライドと、恋人を想う気持ちが交錯しながら、物語は予想もしない方向へ動いていきます。自分自身に触れ、身体と心の変化を通して成央が何を感じるのか、その先のふたりの関係が気になって仕方ありません。
自分が攻だと思い込んでいるからこそ生まれる、すれ違いの愛
この物語の中心にあるのは、成央が「自分は攻である」と信じている点です。恋人である伊都に「困る」と拒まれても、攻としての自分を貫こうとするからこそ、原因を探り、前に進もうとします。その認識のズレが、ふたりの関係をより複雑で愛しいものに変えていくのでしょう。
特に、伊都の「困る」という言葉が持つ意味はまだ明かされていません。だからこそ、読者は成央と同じようにその真相を想像せずにはいられない。あと少しで触れ合えるのに拒まれるもどかしさと、それでも想いを諦めない一途さに心を掴まれます。
受の気持ちを理解したい――相手を想うがゆえの自己開発
成央が自分自身の開発を決意するのは、伊都を抱きたいという願いと、受の気持ちを理解したいという強い想いからです。相手の立場に立つために、自らの身体を開く。この発想自体が、愛情の深さを物語っています。
開発されていく過程には、身体的な変化だけでなく、成央の意識の変化も含まれているでしょう。自分が攻だと信じていた人間が、受の感覚を知っていくことで、ふたりの関係性はどのように動いていくのか。そのプロセスが、この作品の大きな魅力です。