🎧 らぶカル TL/乙女ボイス
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歪で甘い、独占欲の塊に包まれる音声作品
『ぼくらのうさぎちゃん vol,3』は、動物の名前を持つ4人の男の子たちと、唯一名前のない「わたし」の、歪で甘やかな日常を切り取ったシチュエーションボイス作品です。おとなりのななくん、おこりんぼうのれおくん、体が大きくて強いたいじゅくん、きれいで優しいそうまくん。それぞれの個性が異なる彼らに、代わる代わる「食べられる」ように愛されてしまうのです。
あらすじを読むと、ヒロインは泣いたら目が赤くなったことから「うさちゃん」と呼ばれるようになったそう。なかまはずれじゃなくなってうれしい、という純粋な喜びの裏側で、「どこにも行けないあなた」「代わる代わるあなたを“食べる”みんな」という毒々しい言葉が並びます。甘やかされて、愛されて、とんでもなく歪な日々。このギャップが、もうたまらないんです。
4人の“おにいちゃん”たちの個性と関係性
物語の中心となるのは、ヒロインを「うさぎ」と呼ぶきっかけを作った狼森奈也さん。フリーエンジニアでほぼ在宅、趣味はジャンク屋巡りとヒロインの服選びというから、もうガチの愛されオタク気質。あなたを縛り付ける現状をよく思っていないのに、第三者に奪われるのも嫌という矛盾を抱えているという、なんとももどかしい男の子です。
彼のプレイ内容には「おねだりフェラ」「誘惑の代償に喉でごしごし&思わずクリオナ」「背面座位でゆ〜っくり奥まで」などが収録されています。口でされるのに弱いくせに、ヒロインに強請られると断れない奈也さん。事後にいちゃつくのがお気に入りだけど邪魔が入る、という描写からも、彼の不器用な優しさと、周りに振り回される姿が目に浮かぶようです。
「なかまはずれ」が「うさちゃん」になる瞬間の切なさ
かなしくてないたらわたしの目が赤くなっちゃったからわたしは『うさちゃん』なんだって。
なかまはずれじゃなくなってうれしい。
この一文が、この作品のすべてを物語っていると言っても過言ではありません。自分だけ名前がないという孤独に泣いた結果、その涙で赤くなった目から「うさちゃん」と呼ばれるようになった。彼らにとって、それは「なかまはずれ」を解消するための名前なのかもしれませんが、同時に「あなたは私たちのもの」という所有の証でもあるんです。
うれしい、と素直に喜べるヒロインの健気さが、逆に切なさを誘います。だって、その喜びの裏には「どこにも行けない」という逃げ場のない現実が静かに横たわっているから。愛されていることは確かなのに、それが歪な形であることを知ってしまう。この絶妙なバランスが、TLとしての醍醐味をぐっと引き上げています。