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発売日: 2026/09/11 | 著者: ひらび久美 / 弓槻みあ
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ねえ、これ読んで。ライバルだった御曹司が「ずっと好きだった」って言ってくるの。しかも氷みたいな人が、溺愛で籠絡しようとしてくるのよ。静かな執着、私の一番好きなやつ。
ライバル関係の裏側に隠された、静かな一途さが沁みる作品
主人公の絢世は、若くして商品開発部長を務めるキャリアウーマンです。そんな彼女には婚約者がいましたが、その男性は絢世の地位目当てで近づいていただけでした。裏切られた絢世が落ち込む中、現社長令息の玲弥に口説かれ、一夜を共にしてしまいます。
玲弥は絢世と次期社長の座を争うライバル同士。そんな関係のはずが、彼は「ずっと君が好きだった」と告げ、逃れようもないほど求婚してくるのです。ビジネスライバルとして張り合ってきた時間の裏側に、玲弥の一途な想いが積み重なっていたという構図が、たまらなく効くのよね。
さらに玲弥は、絢世の仕事への気遣いを忘れません。溺愛しながらも、彼女のキャリアを尊重する姿勢があるからこそ、絢世の心の傷が甘く癒やされていく過程に説得力を感じます。氷のように冷たい印象の御曹司が、一人の女性にだけ熱を向ける。その温度差が、行間からにじみ出てくる作品です。
地位目当ての婚約者と、地位を競いながら本気で好きだった御曹司。この対比だけで、もう読みたくない?私、こういう「敵だと思ってた人が実は一番の味方」って構図に弱いのよ。
見どころ
- ライバルから一転する溺愛の落差:次期社長の座を争う相手だからこそ、玲弥の「ずっと君が好きだった」という告白が持つ重みが違います。ビジネス上の緊張関係があった時間の長さが、そのまま想いの深さに裏打ちされているのよね。
- クズ男に傷つけられた心の癒やし方:絢世は婚約者に地位目当てで裏切られた傷を抱えています。そんな彼女に対し、玲弥は仕事への気遣いを忘れずに溺愛する。傷を埋めるのではなく、尊重しながら寄り添う姿勢が描かれている点が印象的です。
- 氷冷な御曹司の内側に秘めた熱:普段は冷たい印象の玲弥が、絢世にだけ「逃れようもないほど」求婚する。外面と内面のギャップが、読む側の想像をかき立てます。一途さが静かに滲む語り口そのものが魅力になっています。
こんな人におすすめ
- ✅ ビジネスライバル同士が、実は片想いだったという構図にときめく方
- ✅ 地位や立場を超えて、一人にだけ本気で向き合う御曹司の溺愛を読みたい方
- ✅ 傷ついた過去を持つヒロインが、丁寧に気遣われながら心をほどいていく過程を味わいたい方
「君が俺の理想だから」って、この一言に玲弥の全部が詰まってるのよ。競争相手として見ていたはずなのに、最初から理想だったって。その事実を絢世がどう受け止めていくのか、ゆっくり追いかけたい。派手じゃないけど、後からじわじわ効いてくるタイプの作品。静かな夜に、ひとりで読むのが似合うわ。





