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「クズ」と「真面目」が交差した瞬間、もう目が離せない
特定の恋人を作らず、去るもの追わず来るもの拒まず。そんなスタンスで生きる顔のいい男・九住周二。ある日の満員電車で、彼は生徒会長・華元はじめが痴漢に遭っている現場に居合わせます。ところが周二が取った行動は、助けに入ることではなく、その様子を「面白そう」と撮影することでした。
その後、一悶着を経てそのまま登校した周二。しかし放課後、はじめがわざわざ周二のクラスを訪ねてきます。クラスメイトが見ている中、痴漢から助けてくれたことへのお礼を述べるはじめ。その感覚がどこかズレていることに、周二は若干の面倒くささを覚えつつも、「もう関わることはない」と日常に戻ろうとします。
ところが、お礼がしたいと言うはじめに半ば強引に自宅へ招かれることに。そこで周二が目にしたのは、お礼の言葉と同時に「君の下半身を貸してほしい」と迫る、ド真面目な生徒会長の姿でした。真面目さと変態的な性癖、その落差がこの作品の核にあります。
合冊版には上巻・下巻の内容に加え、電子版限定特典とデジタル特装版の描き下ろしも収録。二人の関係がどこへ向かうのか、じっくり追いかけたくなる構成です。
Q. 周二とはじめの関係は、最初から恋愛感情があるのですか?
A. あらすじから読み取れる限り、最初は恋愛感情ではありません。周二ははじめを「面白そう」としか見ておらず、はじめも痴漢から助けてもらったことへのお礼として自宅に招いています。ただし、そのお礼の場で「君の下半身を貸してほしい」と迫るという、明らかに恋愛や身体の関係を前提にした展開へ進みます。感情の積み上げ方や、どちらが先に意識し始めるかは、本編を読んで確かめたいところです。
Q. はじめの「ズレた感覚」とは具体的にどんなところですか?
A. クラスメイトがいる中で堂々とお礼を述べに来る行動や、助けてくれたことへの感謝として「君の下半身を貸してほしい」と明文を打って迫る点が、あらすじで示されるズレです。真面目で生徒会長という立場と、その言動の内容がかみ合っていない。そこが周二にとっても読者にとっても意外なポイントになっています。ズレの全貌は本編で描かれるはずです。
Q. 「クズ男のポエム」というタイトルは、どう物語に効いてくるのですか?
A. あらすじではタイトルの由来までは明かされていません。ただ、周二が「顔がいい男」で「特定の恋人は作らず去るもの追わず来るもの拒まず」という、いわゆるクズ寄りの人物として描かれていることから、彼の内面や言葉が物語にどう関わるのかが気になるところです。タイトルが示す「ポエム」が誰の何を指すのかは、本編を読んで確かめる楽しみとして残されています。




