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発売日: 2026/10/13 | 著者: ゆい / もちぱむ
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待って。悪役令息が「何もしない」を選ぶって、それ、いちばん厄介な方向に進むやつじゃない……。目が見えない設定に、皇子からの婚約猛攻。私の好きなやつ、全部入ってる。
「何もしない」はずが、なぜか溺愛される——逆行しない転生悪役のファンタジックBL
『何もしない悪役令息になってみた』は、BLゲームの不遇な悪役に転生してしまった公爵令息リアムを主人公に据えたファンタジックBLです。本来の設定では孤独に死んでしまうリアムが、その結末に辿り着かないために「何もしない悪役令息」になることを決める、という出発点が特徴です。ゲームの展開から距離を置き、家族に可愛がられて成長する流れと、その後の出会いがどう重なっていくのかが気になる導入になっています。
「何もしない」で回避しようとしてるのに、家族に愛されて育ってる時点で、もうゲームの筋書きから外れてる。この静かな不穏さ、好き。
リアムとオルクス、出会いから始まる関係性の構図
物語の軸となるのは、リアムと第二皇子オルクスの関係です。祖母たちとの帝国への旅の途中でリアムが出会ったオルクスは、すっかりリアムを気に入り、熱心に婚約を申し込んできます。何もしないはずのリアムの前に、向こうから積極的に踏み込んでくる相手が現れる——この構図が作品の中心にあります。
- 主人公リアムは、幼い頃に視力を失った公爵令息。ゲームの結末を避けるため「何もしない」を選ぶ立場です。
- 相手役のオルクスは第二皇子。リアムを気に入り、熱心に婚約を申し込む側です。
- リアムは家族に可愛がられて成長しており、旅先での出会いが物語を動かします。
旅先で皇子に気に入られて、婚約を何度も申し込まれる。リアムは「何もしない」つもりなのに、相手が勝手に距離を詰めてくる。この、受けが動かないのに攻めが一直線な構図……解釈が捗ります。
この作品が合いそうな読者
ゲーム世界の悪役に転生する設定と、身分差のある相手からの熱心なアプローチを同時に楽しみたい方に向いています。主人公が自ら動くのではなく、周囲や相手役の働きかけによって関係が進んでいくタイプの物語を好む方にも馴染みやすい構成です。ファンタジー世界の公爵家・皇族という立場の違いを踏まえた関係性を追いたい方にも合うでしょう。
リアムが「何もしない」を貫こうとするほど、オルクスの申し込みがどんどん熱を帯びていく。この温度差、たまらない。視力を失った公爵令息が、皇子にどう絆されていくのか——続きが読みたい。




