🎧 らぶカル TL/乙女ボイス
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「解体」から始まる、逃げ場のない関係
「特別研究開発室」は、新しいエネルギーの研究開発に携わってきたヒロインと、3人の男たちの関係を描く乙女ボイス作品です。莫大な予算をかけながら成果がふるわず、チームは上から解体を宣告されます。リーダーであるヒロインはその決定に従わざるをえず、メンバーに閉鎖を伝える——ここから物語が動き出します。淡々と告げるヒロインに対し、懇願しても聞き入れられないと知った3人の怒りが、やがてヒロインへと向かっていく。冒頭から関係が壊れていく構図が、本作を他と分ける大きな特徴です。
声を務めるのは、小松篝役に羽柴礼さん、時和晄一役に乃木悠星さん、安道楸役に指永拷人さん。シナリオは本郷るまさん、イラストは平武しめじさんが担当しています。
3人それぞれの「豹変」のしかた
キャラクター紹介で示されているのは、いずれも普段の姿と、追い詰められたときの姿の落差です。
- 小松篝(CV:羽柴礼)——基本的には余裕のある人物。一度火が付くと止まらず、狙った獲物は絶対に逃がさない。大柄で体格に恵まれ、力も一番強い。開発室内ではリーダーシップを取ることが多い。
- 時和晄一(CV:乃木悠星)——普段はおとなしく、臆病で人見知り。一生懸命で無垢なタイプだが、一度タガが外れると手が付けられない。限度を知らないため豹変後の被害が甚大になりやすい。信じる力が強い分、裏切られたときの衝撃が計り知れず、愛が憎悪に変わるタイプ。
- 安道楸(CV:指永拷人)——真面目で優秀。物腰柔らかく言葉遣いも柔和だが、本性は冷酷で無慈悲。容赦なく理詰めするタイプ。自分以外の他人は全員信用しておらず、誰にも心を開いていないが、それをうまく隠して付き合うことができる。
「余裕」「無垢」「柔和」という、それぞれの外面が崩れた先に何が現れるのか。3人を同じベクトルで描かず、崩れ方の質を変えている点が、本作の人物造形の見どころです。
収録内容と、聴く前の心構え
トラックは全7本。1「チーム解体」に始まり、2「最終確認(拉致)」、3「すべて水の泡」、4「強●的な快楽」、5「追い詰められる体」、6「屈辱的な調教」、7「終わらない悪夢」と、タイトルからも展開の重さが伝わります。作品の注意事項でも「この作品は人を選びます」「救いや手加減は一切ございません」と明言されており、トラックリストに記載されたプレイ内容が多数含まれること、ショックや不快感、恐怖を覚える可能性があるシーンがあることがはっきり示されています。
あらすじと注意書きから判断できるのは、甘い関係性を楽しむ作品ではなく、解体という喪失から始まり、3人との関係が一方的に転換していく構成だということです。胸きゅんや溺愛を求める読み手には向きませんが、普段とは違う重さのあるシチュエーションを、覚悟のうえで味わいたい人には刺さる一本です。聴く際は、心身に影響が出ないよう、自分のコンディションと相談しながら進めてください。
こんな人に向く一本
研究チームという閉じた場所で、信頼していた相手との関係が一気に反転する——その落差を物語の中心に据えた作品です。3人それぞれの外面と本性の差を楽しみたい人、重い展開を承知のうえでシチュエーションの濃さを味わいたい人に向いています。反対に、救いのある展開や穏やかな恋愛を求める人には向きません。注意事項をよく読んだうえで、自分に合うかどうかを判断してください。





