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▶ 『乾けば眠る茸の王を私の湿りで起こしてしまい、朽木谷の干し場で胞子が根付く一点だけを責め続けられ、根付くまで種付けされる転生薬種干しの話♡♡♡』の試し読み・お得なセール状況をチェック!
乾けば眠り、湿れば起きる――茸の王と干し場の夜
本作は、朽木谷の干し場で薬草と茸を乾かす転生薬種干し・ネリナと、谷の菌床を統べる茸の王・ミュケロの関係を描く異種族転生官能ファンタジーです。菌の一族は乾けば眠り、湿れば目を覚ます。その性質が、二人の夜の始まりと終わりをそのまま決めてしまいます。
ネリナは前世から棚の組み方だけを手に残した状態で転生しています。風の通る向きに棚を組み替え、湿りを抜いて薬種を谷の外へ出す――それが彼女の仕事です。そこへ夜更けに運び込んだ濡れた原木が、眠っていたミュケロを起こしてしまいます。干し場の暗がりから先に声がかかり、乾かすなと言われる。この出会いの運び方が、まず作品の空気をよく伝えてくれます。
菌糸が入るのは、触れた一点からだけ
ミュケロは白い菌糸を髪のように垂らし、人間換算で三十五。菌輪が十重に広がった菌は成体だと本人が語る、成人の王です。彼の菌糸は触れた一点からしか入らず、背の、腰の、その一点だけが熱を持ち、触れられていない場所が遠のいていく――あらすじではそう描かれています。局部だけが焦点になり、残りの身体が遠ざかる感覚。この偏りが、作品の中心にある感触のようです。
さらに、胞子が根付いたかどうかは中が教えるのだと、彼は夜ごとに確かめにくる。確認という名目の夜が重なっていく構図が、あらすじから読み取れます。
終わらせられる戸を、毎晩 彼女が閉める
この作品の核は、夜を終わらせる手段が最初から用意されている点にあります。戸を開けて乾いた風を入れれば彼は眠り、それで終わる。終わらせられるのに、ネリナは毎晩、自分の手で戸を閉めてしまう。乾かすはずの棚の前で、湿りを足す夜が重なっていく――受け身ではなく、彼女自身が選び続けているという構図が、あらすじの要所です。
そして根付いた朝、ミュケロは閉まった戸に手を置いて「戸を閉めたのはあんただ」と言う。この一言が、夜の積み重ねの意味を静かに反転させます。
こんな読者に届きそう
- 乾く/湿るという設定から、夜の始まりと終わりが決まる関係を読みたい方
- 一点だけを責められ、残りの身体が遠のくような偏った感覚を味わいたい方
- 止められるのに自分から止めない、ヒロインの選択の重なりを追いたい方
- 人外の王と、異種族の番になるまでの過程をじっくり読みたい方
ヒロイン一人称・全10章・本文約2.5〜2.7万字の異種族転生官能ファンタジーです。R18作品のため、18歳未満の閲覧はご遠慮ください。登場人物・場所はすべて架空で、人も人外もみな成人として描かれています。
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