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📝 DLsite TL小説
▶ 『統合で閉まる支店の貸金庫室へ古い手紙を書き写しに通ったひと月、二十一も年上の支店長に溺愛され、鍵の閉じた個室で幾度も種付けされた話』の試し読み・お得なセール状況をチェック!
統合で閉まる支店の地下で、鍵と手紙をめぐるひと月
本作は、崩し字の古文書を今の字に起こす翻刻を仕事にする島崎梓(30歳)が、統合で閉まる駅前支店の貸金庫室へ通うひと月を描くTL小説です。依頼主は八十を過ぎた老婦人。母が若いころに預けた手紙の束を写してほしい、ただし箱からは出さないこと、という条件つきの依頼です。梓は代理人として届けを出し、地下の個室で作業することになります。
立ち会うのは、その支店の最後の支店長である貝塚総一郎(51歳)。口髭を短く整えた、物言いの短い男です。二本の鍵の片方を持ち、梓が筆を置くまで扉の外にいる。閉まる支店、持ち出せない手紙、二本そろわなければ開かない箱。物語の軸になるものが、どれも「閉じる」「開かない」に寄っているのが印象的です。
二十も歳の離れた支店長と、行員と客のあいだの線
梓と貝塚のあいだには二十一の歳の差があります。そして二人は、客の側と行員の側という立場の違う人間です。作中では、その線がどこにあったのか分からなくなる一瞬が描かれます。立場のある大人同士だからこそ、越えてはいけない一線が物語の緊張感を作っていると読み取れます。
手紙の言葉を二人で読み合わせるうちに、宛名の主がかつてこの支店にいたことが分かる、という展開も用意されています。過去の手紙をたどる作業が、今を生きる二人の関係を動かしていく構成です。誰が書いた手紙なのか、宛名の主は誰なのかという謎が、歳の差のある大人二人の会話のなかで少しずつほどけていきます。
鍵の閉じた個室で、隠さなくなった甘やかし
宛名の主の正体が分かった日から、貝塚は梓を甘やかすことを隠さなくなります。シャッターの降りた午後、鍵の閉じた個室で、梓は何度も奥へ種を注がれる――あらすじではそう描かれます。声を我慢する状況と、扉の外に人がいるかもしれない緊張感が重なる場面が示唆されており、静かな地下の空間がそのまま二人だけの時間に変わる流れが読みどころです。
一方で、統合の日はもう暦に書き込まれています。閉まる支店という期限つきの舞台だからこそ、ひと月という限られた時間の重みが増します。仕事として通い始めた場所が、いつしか別の意味を持つ場所になっていく。その変化を追いたい人に向く一冊です。
こんな人におすすめ
- 歳の差のある年上攻めと、立場を越えていく関係を読みたい人
- 閉ざされた空間での甘やかしと溺愛を味わいたい人
- 過去の手紙をたどる謎解きと恋愛を同時に楽しみたい人
現代を舞台にした、ヒロイン一人称の背徳TLです。登場人物はすべて二十歳以上の社会人として描かれています。R18作品のため、購入・閲覧は18歳以上の方に限られます。挿絵なし・横書きPDF・全74ページという仕様も、事前に確認しておくとよいでしょう。
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