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📝 DLsite TL小説
▶ 『王家の青を汚した罪で家名を消された悪役令嬢が藍甕の染場の染方頭に『貴女の手で染めてほしい』と乞われ、藍の匂いのなか毎夜種付けされ孕まされる話♡♡♡』の試し読み・お得なセール状況をチェック!
家名を消された令嬢と、裁きの権を持たない染方頭
本作は、乙女ゲーム『王家の青』の悪役令嬢エロディ・ランブールとして目覚めた主人公が、藍甕の染め場を舞台に、染方頭セザール・ルソールと向き合っていくTL小説です。王太子妃の式服の青が式の途中で褪せ、その罪でエロディの家名は貴族名簿から消されます。裁きの卓は彼女の手を指しましたが、染め場の者なら誰でも知っている通り、甕に鉄が落ちれば藍は死にます。それでも彼女は、自分の見た青が疑われたことに腹を立てている――そこがこの作品の出発点です。
「貴女の手で染めてほしい」――一年前の献上布から続く線
物語を強く引っ張るのが、セザールのこの言葉です。彼は裁きに何の権も持たない職人で、判決を止めることも覆すこともできません。できるのは甕と水と手を貸すことだけ。そんな彼が、一年前の献上布のことを持ち出します。二十四歳のエロディが青が一反だけ鈍いと言い、当時三十歳だったセザールがそれを覚え書きの端に書き留めていた、という過去です。
裁きの場に立つ者と、裁かれる者。けれど染め場では、その力関係がそのまま続くわけではありません。何の権も持たないはずの職人が、令嬢の手を乞う。このねじれが、作品の関係性の核になっています。
藍の匂いのなか、甕を建て直す手
エロディは藍の匂いの立つ染め場で夜ごと抱かれ、孕まされながら、自分の手で甕を建て直していきます。受け身に裁かれるだけではなく、染め場で手を動かし、青と向き合い続ける。家名より自分の見た青を気にする彼女の気質が、そのまま物語の推進力になっている構成です。
そして、式服の青を褪せさせたのは甕ではなく、甕に落ちた鉄の櫛でした。櫛を落とさせた手と、それを頼んだ手へ、濡れた布の色の違いから辿り着いていく――裁きの真相を追う筋と、染め場での濃密な夜とが並んで進みます。最後は検分の席に褪せた反物と建て直した甕で染めた反物を並べ、削られた頁を書き戻させる、という筋書きが示されています。
こんな人に合いそう
- 悪役令嬢ものの「ざまぁ」ではなく、汚名を自分の手で晴らす筋を読みたい方
- 裁きの場と染め場という立場の差がある二人の、静かな執着を感じたい方
- 藍の匂い、甕、布の色といったモチーフのある世界観に惹かれる方
- 全72ページと、まとまった時間で読み切りたい方
本作はR18の成人向け作品で、登場人物はいずれも18歳以上の成人として描かれています。異世界転生ファンタジーを題材としたフィクションであり、作中の性行為は成人どうしの合意にもとづくものと明記されています。
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