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発売日: 2026/10/19 | 著者: 柊らんか / 猫林
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推しを幸せにするために転生したのに、その推しが自分に執着してくる……って、これ、守ろうとするほど絡め取られていく構図なのよね。静かにゾクッとしたわ。
推しの義弟を幸せにしたい転生義兄の、すれ違い愛執ラブ
本作は、大好きな小説の世界に転生した主人公が、推しである義弟・ジルバードの不幸な運命を変えようと奮闘するBL小説です。ジルバードは、血のつながらない義兄への執着から闇堕ちし、巨大な魔力でラスボスとなる定めを背負った存在。そんな彼の義兄・レイリアに転生した主人公が、「今度こそ幸せにしたい」と願うところから物語は動き出します。
特徴的なのは、守りたいという願いと、距離を取ろうとする決意が同居している点です。主人公はジルバードを守りながらも、自分に執着させないよう「冷酷な義兄」を演じ、適度な距離を保とうとします。しかし成長するにつれ、ジルバードの想いは主人公へと強く向かっていく――という構図が示されています。
「冷酷な義兄」を演じるのよね。これ、演じてる側が一番揺れてるやつだわ。距離を取るための冷たさが、逆に執着を育てていく予感がして仕方ないの。
この作品が気になる人
- 推しを救いたい転生者と、その推しとの関係性を読みたい方
- 義兄と義弟という立場を超えた、すれ違う想いの行方を追いたい方
- 「兄上の傍にいることだけがすべて」という、まっすぐで重い言葉に惹かれる方
あらすじでは、ジルバードの「俺にとっては、兄上の傍にいることだけがすべて。兄上のために生きてるんです」という言葉が示されています。守ろうとする主人公と、離れないジルバード。その温度差がどう縮まっていくのか、あるいは縮まらないのか。すれ違いという言葉がどこへ着地するのかを見届けたい作品です。電子限定の書き下ろしショートが付く点も、既刊を追う方にはうれしいところではないでしょうか。
「兄上のために生きてる」って、さらっと言えてしまうのが逆に怖いのよ。重さを自覚してなさそうで。書き下ろしショート、そこがどんな空気を纏ってるのか静かに気になるわ。





