📖 らぶカル TL漫画
発売日: 2026/10/27 | シナリオ: ちろりん | サークル: POTEPO | 78P
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二十年一緒にいて「ありえない」って思ってた相手が、実は最初から女として見てた……この落差、じわじわ効くのよね。酔った勢いで始まった、が裏切らないやつよ。
幼なじみの「友情」が、ひと晩で崩れる瞬間
本作は、二十年近くを共に過ごしてきた幼なじみ同士の関係が、会社の飲み会をきっかけに大きく動き出すTL漫画です。主人公の白鷺玲奈と瀬戸司は、恋人というより兄妹のような距離感で育ってきた腐れ縁。お互いのことを手に取るように分かっているからこそ、玲奈は「私たちはありえない」と断言していました。そんな均衡が、王様ゲームの何気ない一言と、その帰り道の司の変化によって崩れていきます。
「見てる」の一言、軽いノリの返しに見えて、実は本心だったっていう……そこから帰り道で目つきが変わる流れがもう。長年隠してきた人ほど、箍が外れたときの熱が違うのよね。
クールな男が抱えていた、病的なほどの一途さ
瀬戸司はクールで口数が少なく、一見すると面白みに欠けるタイプ。しかし恋愛には非常に一途で、一度好きになった相手には時に病的なほどの執着を見せる人物として描かれています。玲奈への想いを長く抱えながらも、今の関係が壊れることを恐れて告白できずにいた過去があり、飲み会での出来事がその枷を外すきっかけになります。積もり積もった想いが一気に向かう展開は、静かな外見とのギャップを楽しみたい読者に響きそうです。
「今の関係が壊れるのが怖くて言えなかった」って、それだけで二十年分の重みを感じるわ。静かな人ほど内側に溜め込んでるんだもの。外に出す瞬間が怖くもあり、楽しみでもあり。
「友達じゃなかった」——関係の再定義がもたらすもの
物語の軸にあるのは、長年の友情が恋愛へと切り替わる瞬間です。司の「俺にとって玲奈はずっと女で…友達じゃなかった」という言葉は、玲奈が信じてきた二十年間の意味を根底から覆すもの。恋人になることも、その先の関係もありえないと考えていた玲奈が、一線を越えたことで少しずつ意識を変えていく過程が描かれます。あらすじからは、幼なじみのままではいられなくなった二人の距離感の変化が読み取れます。
二十年分の「当たり前」がひっくり返るのって、甘いだけじゃ済まないのよね。戸惑いながらも惹かれていく玲奈の側の揺れが、どこまで丁寧に描かれるのかしら。そこが読みどころになりそう。
こんな読者に届けたい
- 幼なじみとの関係が恋愛に変わる過程をじっくり味わいたい人
- クールな相手が内に秘めた執着を見せるギャップが好きな人
- 友情と恋愛の境界が崩れる瞬間の、戸惑いごと楽しみたい人
全78ページ(本編73ページ+事務ページ5ページ)の読み切り規模で、長年の関係が動き出すきっかけと、その後の変化を追いたい方に向いています。
長い時間を共有してきた二人だからこそ、一歩踏み出すだけで全部が変わるのよね。その一歩の重さを、夜更けにひとりで噛みしめたい作品だわ。





