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▶ 『部下が前の席で眠る深夜高速バスで隣席の他人を装った夫に毛布の下から指一本のクリ責めを続けられた人妻が夜明け前の最後列で種付けされた話』の試し読み・お得なセール状況をチェック!
深夜高速バス、最後列の隣に座る「他人の客」は夫でした
本作は、結婚八年目の夫婦が深夜高速バスで「他人のフリ」を演じる一夜を描くTL小説です。ヒロインの海津皐月は33歳、賞状や宛名を毛筆で清書する筆耕。夫の久志は40歳で設備会社の現場責任者です。久志は早朝の現場へ向かうため、部下二人とともに深夜バスに乗ります。妻が夫の出張に付いてきたと部下に知られるのを嫌がる久志に対し、同じ便を自分で取り、知らない客として隣に座ると言い出したのは皐月のほうでした。
物語の軸になるのは、この「知らない客」という設定が生む距離感です。隣にいるのは紛れもなく夫なのに、車内では他人として振る舞う。二人をつなぐのは毛布の下の接触だけで、周囲には部下も運転士もいる。声を出せない状況で、どこまでが許されるのかという緊張が物語を引っ張ります。
中止の合図は「読書灯を点けること」
この二人のあいだには、はっきりとしたルールがあります。中止の合図は久志が決めた「頭上の読書灯を点けること」。点けたら終わり、という取り決めが、車内のあらゆる場面に緊張を走らせます。二十二時四十分に出発し、到着は翌朝の六時十分。長い夜のあいだ、部下二人は前方の席で眠り、二人は最後列に並んで座ります。
一度目の休憩のあと、山あいの長いトンネルで橙色の照明が車内を照らし続けた数分、皐月は毛布の上から膝に置かれた久志の手に気づき、読書灯のスイッチに指をかけます。久志の手はすぐに離れる。この「指をかける」という一瞬のやりとりが、二人のあいだで交わされる合図の重さを感じさせます。
触れているのは指一本だけ。静かな夜に重なる焦らし
二度目の休憩で外の灯りを浴びたあと、車内がふたたび暗くなってから、毛布の下に久志の指が入ってきます。触れているのは指一本だけで、その一点だけが責められ続け、皐月は声を殺したまま達します。声を出せない環境、すぐ前には眠る部下たち、隣には他人を装う夫。この条件の重なりが、本作の焦らしの描写を他と分ける特徴になっています。
そのあと皐月は自分から久志の手を取り、清書の筆を運ぶ手つきで、触れてほしい道筋を夫の指に教えます。筆耕という仕事の手つきが、そのまま二人のあいだの合図に変わる。職業の描写と身体の描写が重なる場面で、皐月という人物の輪郭がより強く立ちます。窓の外が群青に変わりはじめたころ、前の席の部下たちは眠ったまま、二人は最後列で一夜を終えます。
こんな人におすすめ
- 声を出せない状況での緊張感や、焦らしのある展開を読みたい方
- 夫婦のあいだに独自のルールや合図がある関係性が好きな方
- 深夜バスという閉じた空間で、他人を装う二人の距離感を味わいたい方
本作は全50ページのR18作品で、登場人物はすべて二十歳を過ぎた成人の社会人です。深夜高速バスの車内を舞台に、夫婦が合意のうえで行う「他人のフリ」が題材となっています。静かな夜のなかで交わされる合図と、指一本から始まる時間の長さを、じっくり味わいたい方に向いています。
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