📖 DMM.com BL漫画
発売日: 2026/09/25 | 著者: 兎田ぷち子 / Souffle Reflet
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「好きな幼馴染に嫌われたくないから隠す」と「ある理由で遠ざける」。この二つの隠し事が噛み合った瞬間、俺はもう駄目です。74ページに何を詰め込んでくるんだ……。
すれ違いの設計が丁寧な幼馴染BL
本作は、専門学校生の健人と幼馴染の拓海の関係を描いたBL漫画です。健人は拓海のことが大好きですが、男性に好意を寄せていると知られたら嫌われると考え、気持ちを隠して過ごしてきました。しかし最近、昔のように家へ遊びに誘ってくれない拓海の態度にモヤモヤを募らせていきます。
相談相手となるクラスメイトの佐々木の存在も、物語を動かす要素として配置されています。佐々木に相談した健人は映画デートに誘うことを決意しますが、その一方で拓海もまた、ある理由から健人を遠ざけていました。互いに言葉にできない事情を抱えたまま、距離が開いていく構図が提示されます。
健人から見た「最近誘ってくれない」と、拓海側の「遠ざけている」。この二つの視点が同じ行動を別の意味で説明してしまうのが、もう構造として美しい。映画デート、どうなるんだ……。
見どころ
- 健人の「隠す」という行動原理の一貫性:健人は拓海が好きでありながら、その気持ちが知られたら嫌われるという恐れから隠し続けています。この恐れが、誘われないことへのモヤモヤや佐々木への相談、映画デートの決意といった一連の行動につながっており、感情と行動が筋道立てて描かれています。
- 拓海側の「遠ざける理由」という伏線:拓海はある理由で健人を遠ざけています。その理由が何なのかはあらすじでは明かされておらず、健人が感じているモヤモヤの正体とどう接続するのかが読みどころとして配置されています。すれ違いの原因が双方に存在する点が、単純な片想い構造とは異なる奥行きを生んでいます。
- 佐々木という第三者による物語の推進:健人が佐々木に相談し、映画デートに誘うという次の行動へ進む流れは、閉じた幼馴染関係に外部の視点が入ることで物語が動き出す構造です。相談相手の存在が、健人の決断を後押しする役割として機能しています。
こんな人におすすめ
- ✅ 互いに好意や事情を隠したまま、すれ違いが積み重なっていく関係性を読みたい方
- ✅ 片方だけでなく双方に「言えない理由」がある構成のBLを求める方
- ✅ 幼馴染という近い距離感の中で、行動の裏にある心理を丁寧に追いたい方
いや、待って。健人は「嫌われるのが怖い」で隠して、拓海は「ある理由」で遠ざけてる。この二人、たぶん同じ方向にすれ違ってるんですよ。そこに映画デートが挟まる。74ページでどこまで回収するのか、想像しただけで……駄目だ、研究資料のつもりが普通に続きが気になってる。この噛み合わなさが噛み合う瞬間、絶対来るでしょ。楽しみすぎる。





