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▶ 『石の令嬢は、竜の王子殿下に三年ぶんの恋で鑑定し直されています♡舞踏会で手を取られ跪いて求婚された夜、敬語でいじわるな年上王子に寸止めされて連続絶頂♡』の試し読み・お得なセール状況をチェック!
「石の令嬢」と呼ばれた修復師と、三年間想いを秘めた竜の王子
本作は、王宮付きの宝石修復師リディア・フェルトンと、竜の血を引く第二王子ジークハルト・アルディスによる、王道ロマンスファンタジーです。社交界で「石の令嬢」と陰で呼ばれ、自分は恋をされるような女ではないと思い込むリディア。そんな彼女の前へ、建国記念の舞踏会の夜、竜騎士団の団長でもあるジークハルトが人の波を割って現れ、最初の一曲を求める場面から物語は動き出します。
敬語のまま、静かに距離を詰めてくる年上王子
ジークハルトは29歳。誰に対しても丁寧な敬語で話し、物腰は穏やかで急がない人物として描かれています。一方で、からかうのが好きで、リディアが赤くなるのを見るのを楽しみにしているという一面も。年上の王子が敬語を崩さないまま、じわりと彼女の領域へ踏み込んでくる関係性が、本作の大きな特徴です。
彼がこの三年間、リディアの書いた鑑定書と修理票を一枚残らず綴じた革の綴じ帳を手元に残していたこと。王子である自分が先に想いを告げれば彼女の地位に余計な噂がつくと考え、第一修復師に任じられる日まで口をつぐんでいたこと。あらすじで明かされるこれらの事実が、彼の静かな執着の輪郭を浮かび上がらせます。
求婚と、彼女が自分で選ぶ初夜
舞踏会の夜、リディアが昼に侍従長へ知らせていたシャンデリアの留め金のひびが限界を迎え、ジークハルトは彼女を抱き込み、背中から黒い翼を広げて庇います。肩を裂かれて血を流しながら、最初に口にしたのが彼女の手の無事を気遣う言葉だった、というあらすじの運びも見どころです。
その後の執務室で、彼は片膝をつき、三年前にリディアが磨き直した徽章の黒い石の指輪を差し出して求婚します。リディアは「工房は手放さない」と線を引いてからこれを受け、自分の意思で「今夜、殿下のお部屋に伺ってもいいですか」と彼の手を引き止める。初めてが、本人の合意と主導によって始まる点は、本作の関係性を語るうえで欠かせません。
竜の血がもたらす、敬語の崩れる瞬間
ジークハルトは数代に一人だけ竜の血が濃く出る「先祖返り」の当代で、黒い翼を意思で出し入れでき、手のひらに揺れない小さな炎を灯せます。体温が人より高く、昂ると瞳孔が縦に細くなり、首筋や肩に黒曜石のような鱗が浮き、こめかみから黒い角がのぞく。甘さが極まると「リディア」と呼び捨てになり、一人称が「俺」に崩れるが、すぐに敬語へ戻ってからかう――という変化が、登場人物紹介で示されています。
夜の場面では、肌の色の変わり方まで声に出して“所見”を告げられる羞恥や、寸止め、自分の言葉でおねだりする展開が用意されています。騎乗位で始まる初めて、翼の天蓋の下での時間、姿見の前での立ちバックなど、舞台が移り変わっていく構成もあらすじで触れられています。物語の最後には、もう誰も彼女を「石の令嬢」と呼ばない、二度目の最初の一曲が待っていると綴られています。
こんな読者に届けたい
- 身分差のある相手との、静かで一途な恋愛を読みたい方
- 年上の王子が敬語のまま甘くからかってくる関係性が好みの方
- 求婚から初夜まで、合意の順序が丁寧に描かれる作品を探している方
- ヒロインが自分の仕事と意思を手放さずに恋を選ぶ姿に惹かれる方
- ファンタジー設定と濃密な夜の描写をあわせて楽しみたい方
「石の令嬢」という呼び名がほどけていく過程と、三年分の想いがようやく言葉になる瞬間。その二つが重なるところを、ぜひ物語の中で確かめてみてください。
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